大学入試の両日試験とは?メリットデメリットを解説

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大学入試はそれぞれの大学で多少制度が異なることがあります。

 

そのため、志望大学の試験概要をしっかりと確認して間違いのないようにしなければなりません。

 

同時に、制度を上手に活用することで試験を有利に進められることもあります。

 

その一つに、両日試験と呼ばれるものがあります。

 

この入試スタイルの特徴と、メリットデメリットを押さえておきましょう。

大学入試の両日試験とは?

私立大学を中心に、複数の受験日を設けている大学が多く見られます。

 

それは併願という、複数の大学を同時に受験する受験生のためです。

 

いくつもの入試を受けると日程の調整が大変で、同じ日に入試が重なってしまうといずれかの大学をあきらめないといけません。

 

こうしたことが生じないように、複数の異なる日に受験ができるようにしているのです。

 

これを「試験日自由選択制」と言います。

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そして、大学によっては、この複数の受験日のうち1回だけ受けられるところと、2回以上受けられるところがあります。

 

2回以上試験を受けられる制度を両日試験と呼びます。

両日試験のメリットとデメリット

両日試験は基本的に事前に申し込みをして受けるものです。

 

このメリットは、2回受けてどちらか点数がより高い方を採用できることです。

 

問題の内容やその日の体調によって、1回目がダメでも2回目はかなり高得点となるということもありえます。

 

その際に、高得点の方のみが採用されますので合格の可能性が高まるのです。

 

安心感を持つのにも良いです。

 

どちらかがダメでもやり直しがきくと思えれば、リラックスして試験に臨むことができます。

 

また、万が一体調不良になった、交通事情のせいで遅刻したというケースでも、もう1回あるので安心できます。

 

デメリットとしては、予定がきつくなってしまうことです。

 

他の大学入試も受けるのであれば、いくつもの試験が連続してしまって時間的な余裕がなくなり忙しくなります。

 

また、両日試験の場合、連続した2日としていることが多いです。

 

どちらも受けるということになると、体力的に消耗してしまう恐れもあります。

 

両日受けることで精神的なゆとりを持ちたいと思っても、結局2日目は疲れてしまってうまくできなかったということになれば、あまり意味がなくなってしまうのです。

 

また、2回試験を受けると、その分受験料が高くなることがあるというのも覚えておきましょう。

 

私立大学の受験料は決して安いものではありませんので、あらかじめ考えておくべきポイントです。

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