ハエトリソウの元気がなくなるのはどんなとき?

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■ハエトリソウに元気がないときは触りすぎに注意
ハエトリソウに元気がない原因としてよくあるのが、触りすぎによるものです。

 

二枚の葉の内側を触ると、葉が閉じて虫などを捕食するのがハエトリソウの特徴ですから、触って葉が閉じるところを見たいと思うのは当然でしょうが、葉を閉じるときにはハエトリソウは大変なエネルギーを使います。

 

そのため、触りすぎるとハエトリソウは弱ってしまうのです。

 

葉を閉じるのは、自然に虫をとったときくらいにして、故意に触って葉を閉じさせるのはやめてやりましょう。

日光不足になっていないか

ハエトリソウは、日光がよくあたる風通しの良い場所で育てるのが良いとされています。

 

そのため、室内などの日光があまり当たらない場所に置いていると、弱ってくるので注意しましょう。

 

室内で育てるときは、日の光が良く当たる南の窓辺などに置くようにします。

 

少なくとも1日6時間以上は日に当ててやりましょう。

 

真夏のみ直射日光で蒸れたりすることもあるので、レースのカーテン越しに日に当てる程度にしますが、それ以外の季節は直射日光がしっかり当たる場所でかまいません。

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温度管理は適切か

日光を好むということから、暑さに強い植物だと思われがちですが、実はハエトリソウは高温にはあまり強くない植物です。

 

夏の気温が高い時は室内に入れてやり、レースのカーテン越しに日の光が当たるようにします。

 

これは高温になりすぎてハエトリソウの元気がなくなるのを防ぐためです。

 

逆に、寒さには意外と強く、0度を下回って凍ってしまわない限り、冬の屋外などに置いておいても問題ありません。

 

0度を下回るような場合は屋内に入れてやりますが、常に暖房のついているリビングなどよりも、冬の寒さを感じる場所のほうが好ましいとされています。

 

ハエトリソウは多年草なので冬を越しますが、冬の間は休眠期に入って一見枯れたようになってしまいます。

 

元気がないように見えても、適切な場所に置いておけば、春にまた芽を出して成長するので、しっかり冬の休眠期を過ごさせるようにしましょう。

 

春から秋にかけての季節に葉が黒くなるのは日照不足などで元気がなくなっていることが考えられますが、冬に葉が黒くなるのは休眠期のためですので、あまり心配することはありません。

乾燥しないように

ハエトリソウはもともと湿地帯に自生する植物ですので、乾燥を嫌います。

 

春から秋にかけては腰水で常に湿気がある状態で育てるようにしましょう。

 

水の温度が上がりすぎるとよくないので、その点は注意してこまめにチェックします。

 

水苔を使うのがおすすめです。

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