ハエトリソウの花が咲いたらどうすればいいの?

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■ハエトリソウの花が咲いたらどうするか
ハエトリソウの花が咲くのは、5月から7月くらいです。

 

伸びた花芽から、白い可憐な花を咲かせます。

 

食虫植物のイメージとギャップのある可愛らしい花なので、初めて見る人は驚くことも多いです。

 

しかし、この花が咲いたらどうするかについては人によって意見の分かれるところです。

種を採取する場合

花が咲くと、そのあとそこに種ができます。

 

種は、水苔などで栽培するとやがて芽を出してハエトリソウの株になります。

 

しかし、ホームセンターで売っているようなハエトリソウの株になるには数年かかりますし、初心者にはやや難しいのも事実です。

 

ハエトリソウは株分けによって簡単に増やすこともできますから、種からの栽培にチャレンジしてみたいという上級者でない限り、種を採取する必要はないでしょう。

 

採取する場合は、ほおっておくと種がばらまかれてしまうので、その前に採取するようにします。

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花芽を切る場合

株分けで増やすことが可能なハエトリソウにとって、花を咲かせるのは特に必要なことではありません。

 

むしろ、エネルギーを使ってしまうため負担になる行為です。

 

そのため、花は特に必要ない、という場合は花芽が出た段階で根元から切ってしまいます。

 

切るとまた新しい花芽ができるので、その都度切るようにしてやりましょう。

 

ハエトリソウは葉が魅力で栽培しているという人が多く、葉を閉じることによってもエネルギーを消費しやすくなるので、花を咲かせることでエネルギーを使うのはできるだけ避けたいという人も少なくありません。

 

5月ごろの花芽が出る季節には、花芽が出ていないかこまめにチェックして切るようにします。

花は見たいけど種は不要という場合

ハエトリソウの花は意外と可愛らしいので、見てみたいけれど種はいらないという場合は、花が咲いたら早めに花茎を切ってしまいましょう。

 

花を咲かせるにもエネルギーは必要ですが、種を作るときにはそれ以上に株に負担がかかるため、弱ってしまいます。

 

花が咲いた段階で摘み取ってしまえば、株が枯れるほどのダメージにはなりませんので、このタイミングで切ってしまうのがおすすめです。

 

花は小さな一輪挿しに挿したり、水に浮かべたりして楽しんではいかがでしょうか。

 

花を楽しむことを目的にハエトリグサを育てる人はいないでしょうから、株が元気に育つことを優先して育てるのが一般的ですが、花を見てみたいという人や、あまり見ていなかったらいつの間にか花が咲いてしまった、という場合は、花が咲いた段階で摘み取っても大丈夫です。

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