ハエトリソウに水やりすると葉が閉じる!?どうすればいいの?
■ハエトリソウは水やりで閉じる?
ハエトリソウは湿地帯に自生する植物ですので、常に水気をキープしてやる必要があります。
水をかけても構いませんが、この時にあまり勢いよくじょうろなどでみずをやると、葉の感覚毛に水が当たったことで虫を捕らえたと勘違いして、葉が閉じることがあります。
葉を閉じたり開いたりする作業は、ハエトリソウにとってかなりエネルギーを消費することですので、できれば誤作動は避けたいところです。
虫を取ったときに用に、栄養が取れるわけではないので、無駄に開閉をしないように水をやるときは注意してやるようにしましょう。
何度も開閉をしていると、その葉は寿命を迎えて枯れ落ちてしまいます。
一枚の葉が開閉できるのは、数回から10回程度と言われています。
基本は腰水管理で
ハエトリソウは水を切らさないように栽培しなければならないこともあって、腰水で管理するのが基本とされています。
腰水というのは、水を入れた容器に鉢がある程度浸かるようにして、絶えず下から水気を補うことが出来るようにした栽培方法です。
植物の種類によっては水が多すぎて根腐れを起こしますが、湿地帯を好むハエトリソウはこれが適しています。
スポンサーリンク水は、鉢が1/3程度浸かるくらいの量が良いとされていますが、鉢が丸ごと浸かったり逆に水が少なくてすぐになくなったりするようでなければ、それほど量を気にすることはありません。
容器の水がなくならないように、数日おきに水を足せばよいので、手間がかからない便利な方法でもあります。
ただし、夏場は置き場所によってはこの水がお湯のように高温になってしまったり、すぐに水質が悪くなってしまったりするので、こまめに水を変えてやる必要があるでしょう。
少なくとも2〜3日に1度は変えるようにして、水が熱くなっていないかも適時チェックを行います。
水をやる場合は
夏の暑い時などは特に、腰水だけではなく、上からも水をやってもかまいません。
夏バテ防止に、一日数回霧吹きで水をかけてやるのも有効です。
霧吹きであれば、葉が閉じる心配もないので、こまめにかけてやるとよいでしょう。
上から水やりをする場合は、葉の内側に直接当たらないようにすれば、しっかり水やりをしてもかまいません。
じょうろでやるよりも、コップなどで鉢の中心にやれば安心です。
水質などの面から腰水をせずに育てる場合は特に、乾燥しないように必ず一日数回水をやる必要がありますので、葉を閉じないように注意しながら水をやるとよいでしょう。
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