同じ場所に2台目の車庫証明はできる？できない？

都市部では車を持っていなくても交通機関が発達しているので移動に困ることもありませんが、地方に行くと1家族で大人の人数分の車があるという事も少なくありません。

ただ現代は車を保有する時、車庫証明が必要となります。

2台目の駐車スペースがないとき同じ場所に車庫証明を取得できる？できない？これも知っておくべき事でしょう。

自動車保管場所証明書といいますが、車庫証明は自分の車をどこに置くか、それを明らかにするものです。

車庫といってもガレージでもいいですし、屋根がない駐車場でも舗装されていないところでも駐車できるところであれば車庫となります。

自分の土地でもいいですし、親の土地や所有物、マンションの駐車場でもいいのですが、この場所が保管場所ですと明確にする書類を提出する必要があります。

使用の本拠位置から2km以内という原則もあるのでしっかりと申請を行う必要があるのです。

かなり広い土地があり何台でも停める事ができるならいいのですが、自宅の中で駐車できるスペースが1カ所しかない・・・という時、2台目を同じ場所に車庫証明の申請ができるのか、できないのかというと、これはできないのです。

1台分しかスペースがないところでは現実的に1台しか置くことができないのですから、同じ場所に2台目の車庫証明にはできない・・・という事になります。

車庫証明を取得する為には、使用する本拠位置から2km以内という条件があります。

そのほかにも車が収まりドアを開け閉めする広さがあるかどうか、車の出入りに問題が無いか？といった条件も加わります。

同じ場所でもギリギリに停めればドアが開かなくても駐車できる！などのいい訳は通らないという事です。

2台目の車庫証明を同じ場所で取得できないのですから、2台目の車は別の月極駐車場など借りる必要があります。

同じ時間に家族が駐車場を利用する事が無い、といった場合でも2台目の車を同じ場所で車庫証明を取得する事はできません。

同じ場所でも無理に詰め込めば2台目の車を駐車することができるという人がいるかもしれません。

しかしドアが開閉できることなど、そのほかの条件があるのでギリギリ置けるという場合でも取得はできないと考えましょう。

2台目を購入する際に1区画しかスペースがない状態なら早めに近隣の駐車場（2km以内）を探し取得すべきです。