収入証紙どこで買える？～土日に銀行でも買えるか～

「収入証紙」というのは、簡単にいうと金券の一種です。

各道府県の地方自治体が発行していて、税金や手数料等を支払うときに書類に貼り付ける、見た目は切手に似た形状のもののことを言います。

収入印紙と似ていますが、収入印紙は国に納めるときに利用するため、財務省が発行をしています。

見た目も名前も似ていますが、発行元も用途も異なります。

この2つに互換性はありませんので、間違えて購入したり貼り付けたりしないように気を付けましょう。

ちなみに、東京都や広島県などの一部の地方では収入証紙は廃止となり、現在は発行自体を行っていません。

それでは収入証紙はいったいどこで購入できるのか、土日に銀行でも買えるかなど、収入証紙の購入について詳しくお伝えいたします。

冒頭でもお伝えしたように、収入証紙は各道府県の地方自治体が発行していますので、購入できる場所というのも道府県や市町村、特別地方公共団体などによって異なります。

道府県が発行している収入証紙の多くは、道府県税事務所や発行元が指定する銀行などの金融機関、道府県庁舎の購買等で購入することができます。

その他にも、道府県の地方総合庁舎や地方振興局などの出先機関、もしくは警察署の売店や交通安全協会の支部などでも取り扱っているところがあります。

販売する施設の種類や数は自治体によって違うので、きちんと確認するようにしましょう。

収入証紙が購入できる場所は道府県ごとに異なるということはお知らせしました。

では、実際にご自身が住んでいる地域では、どのような施設や銀行等で販売されているのでしょうか。

各地域別の販売しているところの調べ方ですが、やはりインターネット検索を利用するのが一番簡単で、分かりやすいかと思います。

基本的には、該当する地方自治体のホームページに販売所の情報が記載されていることが多いです。

インターネット検索で、「○○（都道府県名）　収入証紙　販売所」などのキーワードで検索すると、販売元となる交通安全協会や銀行などのまとまった情報が出てくるかと思いますので、試してみてください。

各販売所の土日の営業状況等も含めて確認できるはずです。

収入証紙は土日でも購入可能なのでしょうか。

また、銀行でも購入できるのでしょうか。

様々な疑問もあるかと思います。

地方自治体が発行しており、地域によって異なるため、一概に「このようになっている」という案内はできません。

東京都は2008年に収入証紙自体を廃止していますので参考にすることはできず、その代わりに、首都圏の神奈川県の販売所一覧をチェックしてみたところ、基本的に土日は定休日となっており、銀行での販売はありませんでした。

一方で、埼玉県の販売所を見てみると、銀行で取り扱っているところもありました。

そして、一部地域ではコンビニでの販売がありますので、土日でも購入可能です。

収入証紙は地方自治体によって、土日を含めた取り扱いが随分と異なります。

コンビニでの取り扱いがある地域にお住まいの方は土日の購入でも困ることが少ないかと思いますし、地方銀行の支店で取り扱っているところも比較的便利でしょう。

しかし、多くの地域では土日は販売所がお休みしています。

土日は買えないものと思って平日に買っておくのが良いでしょう。

また、収入証紙にも金額別に何種類かあるため、銀行や販売所が営業していても、お目当ての金額の証紙の在庫が無いという場合もあります。

収入証紙をお求めの場合は、お住いの地域のホームページで販売所を確認の上、電話で在庫があるかを確認してから出かけるのが一番確実でしょう。