収入証紙はコンビニで買える？

収入印紙は知っていても収入証紙は知らないという方は多いかもしれません。

収入印紙は高額の領収書に貼られるものなので、目にしたことのある方は少なくないでしょう。

一方の収入証紙は限られた用途の書類に貼るものであるため、購入する場所さえも限られているようです。

例えば収入印紙はコンビニでも買えて便利なのですが、収入証紙はコンビニで買えるのでしょうか。

収入証紙はコンビニで買えると非常に便利なはずです。

前述したとおり、収入印紙は高額の領収書に貼るもので、印紙税や登録免許税といった国に納付する手数料として使用します。

一方、収入証紙とは、都道府県(各自治体)に納付する手数料として使用するもので、自動車運転免許更新時の書類に使用するのが代表例といえます。

他に、都道府県(各自治体)への納税証明書、各種免許申請書類、都道府県立高校の入学考査料などにも使用されています。

必要な手数料を現金で納付する代わりとして印紙を購入しているというわけです。

因みに、収入証紙は全国すべての都道府県(各自治体)で使用しているというわけではありません。

東京都や広島県など、収入証紙の使用を廃止してしまった自治体もあります。

収入証紙はコンビニで買えると便利ですが、そもそも必要がない場合もあるのです。

収入証紙が必要ではない自治体では問題ないのですが、そうではない自治体で必要書類を作成するには必ず収入証紙が必要となります。

収入印紙と同じように収入証紙はコンビニで買えるのであれば、24時間365日いつでも購入できて便利なのですが、残念ながらそうではないようです。

自治体によっても異なりますが、だいたい銀行や信用金庫などの金融機関の他、各種団体などで購入することができます。

基本的に収入証紙はコンビニで買えるものではありません。

また、国に収める収入印紙と違い、収入証紙は各自治体が納め先です。

そのため、収入証紙はその自治体内でしか購入することができません。

例え収入証紙はコンビニで買えるとしても、全国のコンビニで買えるわけではないのです。

例えば県外に住んでいる人が別の自治体の収入証紙が必要となると、その自治体内で購入できるところに出向くか、現金書留でお金を送った上で郵送で送ってもらうかしなければならないのです。

もちろん、入手した収入証紙を書類に貼って再び出向くか郵送するかという手間も必要になります。

前述したように東京都や広島県など一部の自治体で使用が廃止された背景には、このような不便さがあるからというのが理由のようです。

以上のことから、収入証紙が必要となった際には書類の申請先と証紙を購入できるところをチェックする必要があります。

郵送で入手する場合には、2回郵送する時間も考慮して早めに着手することがポイントです。

収入印紙と同じように収入証紙はコンビニで買えると良いのですが、そうではありません。

しかし、すべての自治体のコンビニで買えないというわけではないようです。

地域によっては収入印紙はコンビニで買えるのです。

といっても、その地域にあるコンビニならどこでも買えるというわけではありません。

例えば北海道は収入証紙はコンビニで買える地域です。

北海道庁の中には銀行支店が入っていて収入証紙を購入できるのですが、道庁の中にはコンビニも数社入っており、収入証紙はコンビニで買えるのです。

ただし、いずれも24時間営業ではないので注意が必要です。

例えば8:15～18:30など一般的なコンビニとは営業時間が異なっており、いつでも購入できるというわけではないのです。

このように、収入証紙はコンビニで買えるところもあるので、必要な場合は確認してみましょう。