農協でも購入可能?収入証紙について知ろう!

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公的な書類の手続きは普段そんなに頻繁に使う機会がないことですので、いざ用意しなければいけないとなった時に、知らないこと、分からないことが結構あったりして困ります。

 

今回の記事では、名前は聞いたことはあるけれど、あんまり詳しく知らないという方が多いであろう「収入証紙」についての豆知識と、農協での取り扱いについて等をお届けいたします。

収入証紙ってどんなもの?

みなさんは収入証紙の現物を目にされたことはありますか?

 

パスポートや何かしらの免許を取得された経験がある方はご覧になっているかもしれません。

 

収入証紙の見た目は切手に似ていて、裏には水分を含むと粘着力が出てくる糊のようなものがコーティングされているものです。

 

地方自治体に支払う税金や手数料、その他の料金の支払いの際に使用するものとして道府県単位で発行されている、いわゆる金券です。

 

金額ごとに何種類かに分かれています。

 

よく似ているものとして収入印紙があげられますが、こちらは国に治める税金や手数料などの徴収に使われるもので、財務省が発行しています。

 

同じものだと勘違いして使ってしまうことの無いようにご注意ください。

どんな時に使うもの?どこで買えるの?

収入証紙がどんなものかということはわかりましたが、実際に収入証紙を使うシーンはどういうところでしょうか。

 

具体的な例をあげると、一番ピンとくる方が多いのは運転免許証関係での利用でしょう。

 

運転免許を取得するための試験や運転免許が交付されるときの手数料の支払いを収入証紙で納めることがあります。

 

警察署内の交通安全協会などで購入して貼り付けて出したという記憶をお持ちの方も少なくないと思います。

 

その他、パスポートの申請の時に必要な手数料や教員免許状を取得する時の手数料の支払いなどに収入証紙が使われます。

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収入証紙は地方自治体が発行し、管理しているものですので、全国共通ではありません。

 

各自治体のホームページで収入証紙の販売所を検索すると一覧となって出てくるので、そこでどこで買えるのかを確認することができます。

 

基本的には対象となる地方自治体の出先機関での販売が中心となっていて、運転免許の提出書類に使うものという特性もあることから、警察署の交通安全協会内で販売されていたり、県庁の売店のようなところでも取り扱いがあります。

 

ご利用の際は、お住まいの地域での情報を良く調べた上でお出かけされることをおすすめします。

農協ってどんなところ?

農協とは、正式名称を農業協同組合と言います。

 

農家の方々の農業の仕事と生活を守ることで、社会をよりよくしていくことを目的として作られた協同組合が、農協です。

 

農協では農業のことだけではなく、生活の向上等もこころざしていることから、農産物の販売などだけではなく、貯金の受け入れや資金の貸し付けなど、地域のための様々な活動も行っています。

 

このような事業の一環で、地域によっては、農協でも収入証紙を販売しているところがあります。

収入証紙は農協で必ず買えるもの?

それでは農協に行けば必ず収入証紙は購入できるのでしょうか。

 

答えはNOです。

 

収入証紙は地方自治体が発行しているものであるという特性上、どこで販売されるかというのも各自治体ごとに決められています。

 

農協に関しては販売所に含まれている地域とそうでない地域がありますので、取り扱いがあるかないか、全国単位でははっきり断言できないというのが正直なところです。

 

これは農協に限ったことではありませんが、収入証紙の取り扱いがある出先機関は、基本的には平日の営業となり、土曜日や日曜日、祝日については販売されていないところが大半を占めています。

 

間際になって慌てることのないように、収入証紙が必要となった場合は、なるべく前もってご準備されることをおすすめします。

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