収入証紙は糊で貼っても良いの?

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領収書に貼られることもある収入印紙は知っていても、収入証紙というのは初めて聞いたという方は多いのではないでしょうか。

 

そんな方も、いざ使うとなった時に困らないよう、収入証紙の貼り方について知っておくと良いでしょう。

 

例えば、収入証紙は糊で貼った方が良いのでしょうか。

そもそも収入証紙とは?

収入証紙はそれぞれの自治体が出しているもので、自治体に収める使用料や手数料として現金の代わりに書類などに貼りつけるものです。

 

現金ではなく証紙を利用することで利便性が高くなることから、収入証紙の使用は条例に定められています。

 

しかし、使用できるのはその自治体内のみで、自治体の外に住んでいる人が利用する際には購入するのに不便を強いられるといったデメリットもあります。

 

わざわざその自治体に出向いて購入したり、出向くことができない場合には郵送してもらったりという手間がかかるわけです。

 

そのため、東京都などいくつかの自治体では収入証紙の利用を廃止しているところもあります。

 

収入証紙を利用する場面としては、県立高校の受験や自動車運転免許更新、パスポートの申請といったことが挙げられます。

収入証紙の貼り方

前述したように収入証紙を利用する必要性はそれぞれの自治体によって異なるわけですが、何らかの申請に収入証紙が必要となった場合には、書類に証紙を貼ってから提出しないと手数料が支払われたとは認めてもらえません。

 

そのため、収入証紙は書類から剥がれることがないようしっかりと貼りつけることが必要です。

 

収入証紙を使う必要が生じたら、まずは、その自治体のどこで収入証紙を購入できるのをチェックしましょう。

 

購入できる場所は、売りさばき所などと呼ばれ、各自治体のホームページなどに掲載されています。

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たいていは銀行などの金融機関や特定の団体などで購入することができるはずです。

 

購入の際には、窓口で証紙の端が欠けていないか、汚れはついていないか、といったことを確認しておきましょう。

 

もしもし気になることがあれば、その場で取り替えてもらうようにします。

 

収入証紙を入手できたら、書類の所定の位置に貼りつけていきます。

 

書類によっても異なりますが、たいていは証紙を貼る枠などが記載されているのでその中に貼っていけばOKです。

 

また、収入証紙は、切手と同じように裏側に糊が付いています。

 

この糊は、水分を付けると粘着力が出るようになっているので、貼りつける際に糊の部分に水を付ければOKです。

 

しかし、糊に水を付けただけでは後から糊が剥がれてしまうのではないかと不安に思う方もいることでしょう。

 

水ではなく糊で貼ってはいけないか、糊に糊を付ければさらに頑丈に糊付けできるのではないか、と思う方もいるのではないでしょうか。

 

受験など非常に重要な場面の提出書類に貼るのですから、そう感じるのも当然のことかもしれません。

収入証紙は糊で貼っても良い?

結論を言うと、収入証紙を糊で付けてはいけないという決まりはないようです。

 

ただ、糊を使う際には、頑丈に貼りつけようと思うあまり証紙からはみ出してしまわないように気を付けましょう。

 

証紙は貼った後には割印することも必要なので、糊がはみ出していると今度は割印が上手く押せなくなってしまう可能性も出てきます。

 

水を使うにしても糊を使うにしても、はみ出さないように証紙の裏面に塗り、決められたところに丁寧に貼りつけ、剥がれてしまわないか確認しておくと良いでしょう。

 

もしも証紙を何枚も貼らなければならない時には、証紙同士が重ならないように注意する必要もあります。

 

また、証紙と証紙の間隔があかないように、すぐ隣り合って貼るように気を付けてください。

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