収入証紙に割印をするのは必要なの?

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割印といえば重要な契約をする時などに、書類が改ざんされてしまわないように、という意味で押印する必要があります。

 

では、収入証紙に割印は必要なのでしょうか。

 

証紙は、自治体に支払う手数料という意味合いで貼り付けるものです。

 

また、もしも収入証紙に割印が必要だとすると、どのような理由があるのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか?

収入証紙に割印は必要?

収入証紙は、自動車運転免許の更新やパスポートを発行する際に必要なもので、書類に貼ることが決められています。

 

書類に収入証紙が貼りつけてあれば、自治体への手数料が支払われているということを意味しています。

 

そのため、収入証紙が貼られていなければその書類は完成ではありません。

 

証紙の裏側には切手のように糊が付いているので、水で濡らすなどして所定の位置に貼りつけましょう。

 

複数枚貼り付ける場合には、文書が隠れることがないよう決められた枠内に収まるように注意します。

 

また、それと同時に、収入証紙には割印してあることも求められます。

 

収入証紙が貼りつけた後は必ず割印をしなければいけないのです。

収入証紙への割印の押し方

割印は、収入証紙と書類との半分ずつに朱肉が付くよう押印します。

 

収入証紙と書類が重なる部分に印鑑の中央がくるようにしてセットして押印すれば良いでしょう。

 

この時に使用する印鑑は実印でなくとも構いませんし、書類の他の部分で使ったものと違ったものでも構いません。

 

ゴム印でも良いですし、署名でもOKです。

 

ただし、署名は後から消えないボールペンを使うことが必要で、シャープペンシルなどもNGです。

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また、署名は認められているとはいっても線を引くだけなどというものはダメで、○の中に「印」などの文字を入れるのもいけません。

 

署名は苗字や屋号などを使用するようにします。

 

割印をする位置は、書類の見本などに記載があることも多いので提出先のホームページなどを確認してみると良いでしょう。

 

書類の他の文書が隠れてしまわないような位置に押すのが基本で、特に指定がない場合には、右側に押印するようにします。

 

割印は収入証紙と書類の間に押すので、段差があってうまく印影が出ないことがあるので注意が必要です。

 

平らなところで押すのが理想なので、出来れば印鑑マットを使用して真ん中で割れるように丁寧に強めに押し付けると上手くいきます。

 

位置を定めたらぐっと押し、再度ぐるぐると押し付けるように朱肉を付けましょう。

 

特に押し方にルールがあるわけではないので、常識的に見て証紙の書類に間違いなく割印されていればOKです。

収入証紙への割印はなぜ必要?

収入証紙に割印をする必要があるのは、収入証紙が再び利用されるのを防ぐことが目的です。

 

切手に消印が押してあれば再利用できないのと同じで、収入証紙に割印があればはがしてまた使われてしまう恐れがないのです。

 

このような理由で、収入証紙には割印が必要なのです。

割印を失敗したらどうしたらいい?

もしも割印に失敗してしまったら、その収入証紙は無駄になってしまうのでしょうか。

 

慎重に押したはずなのに、朱肉がかすれてしまったということは珍しくありません。

 

しかし、慌てる必要はありません。

 

前述したように、収入証紙への割印は必要ですがルールは特に決められていないのです。

 

多少見づらかったとしても問題ないと考えて良いでしょう。

 

金融機関の書類のように、二重線で消して訂正印を押してやり直す、といったことは必要ないのです。

 

それでも心配であれば電話で確認してみるも良いでしょうし、二重線など引かずにその隣に再度押印すれば良いでしょう。

 

要は、収入証紙と書類の間に押印されていれば良いのです。

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