1グラムを測るにはどんな方法がおすすめ?

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グラム(g)とは、重量を測る単位です。

 

その中でも、1グラムは最も小さな単位です。

 

そのため一般的な方法で軽量しても、誤差が生じやすい傾向があります。

 

計量したい物質から1グラムを測るには、具体的にどんな方法を使うのが良いのでしょうか?

体積が分かっている場合にはどうする?

料理に使う調味料、例えば酒やしょうゆ、砂糖などは、大さじとか小さじ、またはmlとかtといった体積を使って測ることが多いです。

 

大さじ1杯なら15ml(15t)ですし、小さじ1杯は5ml(5t)です。

 

また、軽量カップを使った場合でも、1カップは200mlと体積は決まっています。

 

大さじや小さじだけで1グラムを測るには無理があるものの、体積が分かっている物質の1グラムを測るには、カップなどに測って重さを測り、それを体積で割ってあげれば簡単に計算できます。

 

どんな物質でも、密度があります。

 

そのため、体積が同じでも、密度が異なるので重さは異なります。

 

もしも体積と密度が分かれば、実際に計量しなくても、1グラムを測るには計算をすれば算出できます。

実際に1グラムを測るには、デジタルスケールが活躍

1グラムは、1円玉1個と同じ重量です。

 

つまり、とても軽いのです。

 

そのため、感覚的に1グラムを測るには、よほど神経を研ぎ澄まさなければ難しいでしょう。

 

そうした感覚を持ち合わせていなくても、より正確に1グラムを測るには、デジタルスケールを使うのがおすすめです。

 

デジタルスケールとは、物質を乗せると重量をデジタルで表示してくれるスケールで、メモリを目視する場合よりも正確に重さを計測できるという特徴があります。

 

メモリタイプのスケールだと、どうしても1グラムという最小単位は誤差が生じやすいものです。

 

しかしデジタルスケールなら、1グラムピッタリを計測できます。

 

もしもこれからデジタルスケールを購入しようかなと検討している人は、リセット機能が付いたものがおすすめです。

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リセット機能がついていると、容器をスケールの上に乗せた状態でリセット、つまり重さをゼログラムに設定できます。

 

そうすれば、1グラムを測る時に容器の重さを差し引く手間が省けますし、その際に生じる誤差を回避できます。

 

また、デジタルスケールを購入する際には、最小計測可能単位が1グラムであることを確認しましょう。

 

一般家庭で1グラム単位での計測が必要なケースはそれほど多くはありません。

 

そのため、1グラムを測るには精度がイマイチというスケールもあったりします。

 

もしも、しっかり正確に1グラムを測りたい場合には、高精度のスケールを選ぶことをおすすめします。

デジタルスケール以外の測り方

1グラムを測るには、スケールで計量する方法が理想的です。

 

しかし、軽量すぎて上手く測れないという事態が起こりやすいもの。

 

そんな時には、もっと単位を大きくして計量した上で、1グラムを算出するという方法がおすすめです。

 

例えば、100グラムの単位で計測したり、1キログラムという単位で計測することも可能です。

 

1キログラムは1000グラムのことなので、1キログラム当たりの体積などを計測し、それを1000で割ってあげれば、1グラム当たりの体積を計算できます。

知っておくと便利、「インペリアルシステム測定」

1グラムを測るには、インペリアルシステム測定という計算方法を知っておくと便利です。

 

これは、オンス(OZ)やポンド(lb)などグラム以外の重量の単位を、グラムに変換するという変換式です。

 

例えば、オンスをグラムに変換する場合には、オンスを0.035274で割ると、グラムを算出できます。

 

一方、ポンドをグラムに変換する際には、ポンドを0.0022046で割ると計算できるのです。

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