1リットルの水を沸騰するのにかかる時間はどれくらい?

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家庭で自炊をする人なら、パスタをゆでたりお湯を沸かしたり、1リットルの水を沸騰させる機会は多いものです。

 

自ら火にかけて沸騰するまで待っていると、1リットルだと意外と長いなと感じる人は少なくありません。

 

実際には、どのぐらいの時間がかかるのでしょうか?

沸騰までの時間は熱源によって異なります

1リットルの水が沸騰するまでにかかる時間は、どんな熱源を使うかによって異なります。

 

例えば、一般家庭でよく使われている電気ケトルは、たっぷり入れると1リットル前後入るサイズが多く販売されています。

 

一人分のコーヒーや紅茶を入れるなら、水を1リットルも沸かす必要はなく、必要な分量だけを電気ケトルに入れて沸騰させればよいでしょう。

 

マグカップ1杯分ぐらいなら、どんな電気ケトルでも1分以内に沸騰しますし、ハイスペックな熱源を持つ電気ケトルなら、1リットルの水でも1分程度の時間で沸騰させることができます。

 

電気ケトルという同じカテゴリーに分類される商品でも、熱源の強さは異なります。

 

同じ時間でも多くの熱量を供給できるケトルなら、沸騰までにかかる時間は短くなります。

 

もしも自宅で電気ケトルを使っているけれど、沸騰までの時間が長くてイライラするという人は、熱源が強めのケトルに買い替えると良いでしょう。

 

1リットルでも、あっという間にお湯が沸きます。

ヤカンvs電気ポッドvs電気ケトル、時間が最短なのはどれ?

1リットルの水を沸騰するまでの時間を、火にかけて沸かすヤカンと、コンセントに差し込んでボタンを入れると沸騰まで温度を上げてくれる電気ポッド、また電気ケトルで比較してみましょう。

 

水の量が1リットルの場合には、電気ケトルだと平均3分〜5分程度、電気ポッドは平均5分〜8分程度、そしてヤカンは平均8分〜10分程度かかります。

 

熱源によって差はありますが、どの方法でも、だいたい5分〜10分ぐらいの時間で水を100度に沸騰させることが可能です。

 

ヤカン、電気ポッド、電気ケトルでは、お湯を沸かすという作業だけを比較すると、かかる時間はそれほど大きな違いはありません。

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しかし、その後のお湯の行方という点では、大きく異なります。

 

ヤカンと電気ポッドは、沸かしたお湯をすぐに全部使うのなら、無駄は出ないでしょう。

 

しかし、使い切れない分は、ヤカンや電気ケトルの中に放置していると、保温機能がついていないので、どうしても冷めてしまいます。

 

一方、電気ポッドには、保温機能がついています。

 

そのため、1リットルの水を沸騰させても、一度に使い切る必要はなく、余った分は適温の状態で維持することが可能です。

 

そう考えると、コーヒーや紅茶をよく飲むために少量のお湯が頻繁に必要になるという人なら、保温機能のある電気ポッドを使うのが便利かもしれません。

 

近年では、保温機能が付いた電気ケトルも販売されています。

 

電気ケトルは、電気ポッドよりも水を沸騰するまでにかかる時間が短いものが多いのが特徴です。

 

そこに保温機能がつけば、まさに鬼に金棒かもしれません。

日常生活の中では工夫することも大切

1リットルの水を沸騰するまでにかかる時間を少しでも短縮したい場合には、いくつかの方法があります。

 

1つ目は、冷たい水ではなくて、最初からある程度のお湯を使って沸かすという方法です。

 

水の温度を18度とすると、そこから沸騰するまでには82度も温度上昇が必要です。

 

しかし、既に40度のお湯を使って沸かせば、沸騰までの温度上昇は60度で済みます。

 

かかる時間を短縮できるでしょう。

 

2つ目は、熱伝導を考えるという点です。

 

鍋で沸かす場合には、土鍋のような陶器を使うのではなく、ステンレス製のものを使うことで、かかる時間を短縮できます。

 

ちなみに、市販されているヤカンや電気ケトルなら、そうした部分はすでに考慮されているため、熱伝導が良いステンレス製のものが多いです。

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