土1リットルの測り方はどうすればいいの?

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園芸やガーデニングに取り組む際に、土づくりが重要です。

 

植物に合わせて、いろんな性質の土を配合する必要が出てきます。

 

土を測る時は、基本的に重さを表すキログラムではなく、容量を表すリットルという単位を使うというのをご存知でしたか。

 

なぜ重さでなく容量で測るのか、その理由を説明するとともに、土1リットルの測り方についてのコツなども教えます。

土の測り方を容量で行う理由

園芸をしていると、テレビの園芸番組や書籍で「土を1リットル用意する」と言われることがあります。

 

液体ではないものなのに、1リットル、2リットルと呼ぶのは、慣れないうちは不思議に思われるかもしれません。

 

しかしながら、土の測り方では重さを表すキログラムではなく、容量を表すリットルという単位を使うのが一般的です。

 

ホームセンターに行くと様々な種類が販売されていますが、中身の量をリットルで表示してあるものがほとんどです。

 

なぜ重さではなく容量での測り方をするのかというと、その方が正確だからです。

 

土は、種類によって含まれる成分が違います。

 

ずっしりと重い赤玉土もあれば、ふわふわの腐葉土は見た目よりずっと軽いです。

 

それに、同じものでも、水を多く含んだ状態と乾燥してサラサラの状態では、重さはかなり変わります。

 

このように水分を吸収しやすい性質を持っているため、重さで測ることは難しく、容量での測り方をしているのです。

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土1リットルの測り方

土1リットルの測り方のひとつに、ペットボトルやバケツに目盛りを付けたものを利用する方法があります。

 

まず、2リットルのペットボトル、もしくは透明のバケツを用意します。

 

そこに1リットル分の水を入れ、そこにマジックで印を付けます。

 

水を捨ててから、印のところまで土を入れれば、1リットル分を測ることができます。

 

0.5リットル刻みで2リットルまで印を付ければ、自分専用の計量カップとして、少量だけ測る時にも、大量に測る時にも使うことができます。

 

この測り方は、自宅にあるものを利用して簡単にできますので、試してみてください。

 

また、園芸をしていると、2種類の土を3対2で混ぜ合わせて使うという場面があります。

 

正確に混ぜなくても大きな問題になることはありませんが、初心者の方やお手本通りにきっちり測りたいという方は、先程のペットボトルもしくはバケツを使った測り方で、3リットルと2リットルを混ぜ合わせると、正確は比率のものを用意することができます。

植木鉢の土の容量の目安

植木鉢にどれくらい入るのか、どれだけ用意すればよいのか、悩むことがあると思います。

 

植木鉢には、容量の表示がないものが多いです。

 

植木鉢に1リットルの水を入れることによって、容量を確認する測り方もありますが、ほとんどの植木鉢の底には、水はけを良くするために穴があいているので、穴を塞ぐ手間も要ります。

 

そこで、植木鉢の号数に応じた容量を知っておくとひとつの目安となり、便利です。

 

水やりのために植木鉢の上部1センチメートルをあけた容量は、3号鉢で0.3リットル、5号鉢で1リットル、8号鉢で5.1リットルとなっています。

 

このように、植木鉢の号数が大きくなればなるほど、容量は増えます。

 

この容量から、植木鉢の底に敷く石と植える植物の苗の根の分を引くと、必要な土の量となります。

 

号数が分からない場合や大きな鉢の場合は、鉢の体積を求めてその6割程度の土を用意します。

 

注意点として、必要な量を用意したのに余ってしまうことがあります。

 

その場合、植物の根の周りに土が行きわたっていないことがあるので、割り箸などで押し込みましょう。

 

十分に行きわたらせると、根がしっかりと張り、丈夫に育ちます。

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