1リットルのホイップクリームを量ったら何グラムになるの?

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甘いフワフワのホイップクリームが大好きで何グラムでも食べれるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でもホイップクリームはいつ、どのように生まれたのでしょうか?

 

それに空気を含んでフワフワですが、1リットルにしたら何グラム分になるのでしょう?

 

ちょっと気になるいろいろを調べてみました。

ホイップクリームの歩み

ホイップリームはいつ、どこでどのように生まれたのでしょうか。

 

歴史を紐解いてみると遥か昔16世紀のヨーロッパで生まれ、クリームを使った当時のレシピが残っているといいます。

 

またフランスにはホイップしたクリームを使った17世紀生まれの有名なお菓子「クレーム・シャンティイ」というものがあるそうです。

 

ただ、このお菓子は日本でよく見かけるケーキのようにクリームを生地に塗るものではなく、フルーツが添えられたクリームを食べるというもので、ホイップクリームを一躍世に広めた逸品です。

 

このように長い歴史があるホイップクリームですが、日本で作られるようになったのは意外と最近です。

 

1923年頃に製造が開始されましたが、第2次世界大戦による製造中止を経て、終戦後米軍の進駐と共にケーキ用として再開されました。

 

それでも当時のケーキ用のクリームはバタークリームが主流でした。

 

現在のようなクリームを使ったケーキを店頭で見かけるようになったのは冷蔵ケースが普及してきた1970年代の事です。

 

当時のケーキは何グラムほどホイップクリームを使えていたのでしょうか?

 

とても気になりますね。

ホイップクリームと生クリームの違い

スーパーの売場で「ホイップクリーム」「生クリーム」と表記されているのを見かけたことはないでしょうか。

 

どっちも一緒、そう思っていませんか?

 

実は全くの別物なんです。

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まずは原材料。

 

ホイップクリームと表記のあるものは植物性脂肪のみ、もしくは動物性脂肪に植物性脂肪を加えたものとなります。

 

生クリームは動物性脂肪だけ、つまり生乳から作られたものがそう呼ばれ、法律で乳脂肪18%以上のものと決められています。

 

そのため、メーカーによって多少違いはありますが、ホイップクリームは1リットル当たりのカロリーが約3500キロカロリー前後、生クリームは1リットル当たり約4000キロカロリーとなります。また見た目も違います。

 

ホイップクリームは真っ白で、生クリームは生乳由来のたんぱく質、脂肪を多く含むため少し黄色みがかっています。

 

出来上がりを考えてクリームを選んでみることができそうです。

 

味もホイップクリームはあっさり、生クリームはミルクのコクを感じることができ、ここでも違いがあります。

 

ちなみに価格ですがホイップクリームは比較的安価、生クリームは若干お高めになっています。

 

消費期限もホイップクリームは長く、生クリームは短くなっていますので、お菓子作りにに限らずお料理など用途に応じて使い分けてもよさそうですね。

1リットルの重さは何グラムになるのか

このように違いのあるホイップクリームと生クリームですが1リットルの重さに違いはあるのでしょうか。

 

また何グラムになるのでしょうか。

 

実は泡立てる前のホイップクリームの1リットルの重さは水と変わりません。

 

何グラムになるかというと1リットルで1000グラムということになります。

 

水と見た目は全然違うのに同じ、なんて不思議ですね。

 

また、生クリームも水と同じ比重なので変わりはありません。

 

生クリームの方が脂肪分が高いため、何グラムか重そうに感じますが、違うようです。

 

ちなみに牛乳も比重は同じなので生クリームに何グラムか牛乳をブレンドしても1リットル当たりの重さは変わりません。

 

では、泡立てると重量は変わってしまうのでしょうか。

 

フワフワと体積が増えて何グラムか重くなったように見えますが、泡立てられて空気を含んだだけなのでこちらも1リットルの重さに変化はありません。

 

ここでも1リットルは1000グラムとなります。

 

これでお菓子作りのレシピにホイップクリーム何グラム、といった記載があっても困りませんね。

 

これをきっかけにお菓子やお料理作りにチャレンジしてはいかがでしょうか。

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