家賃は引き落としできるのに駐車場代だけ不可ってあり?

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駐車場代の支払い方法は管理会社やオーナーによって様々ですが、口座引き落としを採っているところが多い傾向にあります。

 

他には、口座への振り込みや現金払い、クレジットカード決済などがあります。

 

手間という観点から見ると、特に何もしなくても支払いができる、口座振替やクレジットカード決済が便利です。

 

しかし、支払い方法は管理会社が決めることになり、決済手段の選択肢がないことも多いので、どうしても面倒な支払いになってしまうこともあります。

 

たとえば、住宅家賃の支払いは口座振替なのに、駐車場代だけは引き落としが不可と言われてしまうこともあります。

 

こんなことはあるのか?とちょっと困ってしまうこともあるでしょう。

駐車場代が引き落としになるかは契約によって変わってくる

たとえば、社宅としてアパートやマンションを借りていて、その分の家賃は引き落としになっているのに、駐車場代だけは引き落としができないと言われることがあります。

 

これは、住居部分と駐車場部分についての契約が異なることで生じている可能性があります。

 

というのも、住居部分に関しては社宅として会社が契約しているものの、駐車場については社員が不動産オーナーと契約しているため、契約相手とその内容が違うことがあるからです。

 

そして、その契約によって不動産管理会社やオーナーが、支払い方法を変えるケースが見られます。

 

というのも、口座振替という方法を採ると手数料がかかってしまうからです。

 

社宅として何軒も借り上げるという契約であれば、手数料を不動産オーナーが負担しても良いと考えて、口座振替を許可します。

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しかし、個人で契約する駐車場代については、他の借り手と同じように手数料負担がないように口座振込のみにしていることがあるのです。

 

また、家賃はある程度金額が高くなり利益も出やすいので、手数料をオーナーが負担しても構わないと考えることもあります。

 

一方で駐車場代は少額なことがほとんどなので、手数料がかかってしまっては利益が出づらくなるという事情もあります。

 

その場合は、手数料を借り手に負担してもらうか、そもそも引き落としを不可とする方法を採るのです。

 

このように、住居部分の契約と駐車場の契約が分離されていると、支払い方法が異なることも十分考えられます。

 

このケースのように、社宅として家を借りるのであれば、本来は会社側で配慮して駐車場代についても同じ支払い方法にできるよう調整すべきなのですが、そこまで手が回らないこともあります。

 

また、都心部だとそもそも自動車を持っていない人も多いので、費用のかかる駐車場代については社員負担として考えていることもあります。

駐車場を借りる際にかかってくる費用について

このように、駐車場を借りるのと住居を借りるのでは支払い方法が異なるので、入居の際にはしっかりと内容を確認する必要があります。

 

同時に、その費用の内容についてもチェックして、納得した上で借りるようにしましょう。

 

たとえば、駐車場を借りる場合も、家賃と同じように保証金や敷金がかかることが多いです。

 

また、月の途中の利用開始については、日割りで計算されて請求されるケースもあります。

 

家賃ではあまり日割り計算による請求というのは多くないので、ちょっと疑問に思ってしまうかもしれません。

 

他にも、自動ゲートが付いている駐車場についてはリモコンのデポジットを請求されることがあります。

 

これは、リモコンを紛失してしまった時に損害金として使うためのものです。

 

あくまでも保証金ですので、紛失などがなく退去時にリモコンを返却できれば、保証金は全額返還されることになります。

 

退去の際には、保証金のことを思い出して返金されているかをチェックするのを忘れないようにしましょう。

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