入庫後24時間最大500円・最大1000円を鵜呑みすると危険な理由
都市部や建物が密集している地域などでは「駐車場が無い・少ない」施設は多く、駐車する場所に困ってしまいますよね。
そこで年々増加傾向にあるのがコインパーキングです。
駐車スペースを確保でき、オーナー側には売り上げとなるので需要が高まっています。
ですが、このコインパーキングでトラブルが起こっているのをご存知でしょうか。
「入庫後、最大500円」「24時間最大1000円」など料金が明記されていますが、それ以上の金額を請求されたという内容です。
入庫後、24時間最大500円・最大1000円の意味
コインパーキングに入庫後、駐車時間によって料金が加算されていきます。
24時間以内最大500円や最大1000円と明記されていると、「24時間以内は駐車していても最大500円・最大1000円なんだ」と認識しますよね。
ところが、この「最大料金形態」の部分にトラブルの原因が隠れているのです。
よく確認した上で利用しないと、後から高額請求される可能性があります。
最大料金の適用がどの様な仕組みなのか
トラブル回避のポイントは、入庫後24時間以内なら最大500円・最大1000円の最大料金が「どの様に適用されるのか」です。
2-1.繰り返し適用される場合
例えば、入庫後通常料金30分100円・24時間以内最大1000円というコインパーキングに駐車したとします。
この最大1000円という利用料金が「繰り返し適用される」と明記されていれば、最大1000円の最大料金が繰り返し適用される仕組みとなります。
なので、24時間以内に出庫すれば、1000円で済むのです。
ところが、この「繰り返し適用」と明記されていない、または曖昧な場合、駐車時間によっては最大料金が適用されない可能性があります。
適用されなければ通常料金の価格で加算されていきますので、高額な請求となってしまうのです。
スポンサーリンク2-2.指定時間内に限り最大料金が適用される場合
例えば、24時間の内、20時〜8時までの夜間にのみ料金設定が最大500円と明記されているコインパーキングがあったとします。
この最大料金適用が「1回限り」と明記されていた場合はどうなるでしょう。
指定された時間の間は、1回限り最大500円として加算されます。
つまり、21時に入庫後、翌日の朝8時までに出庫すれば最大500円で利用可能です。
ですが、2日間駐車した場合は1回の回数制限を超えている為、夜間でも通常料金として加算されてしまうという仕組みです。
料金形態明記の曖昧さ
コインパーキングを利用する際に考えるのが、目的地までの距離と入庫後の利用料金ですよね。
看板には、最大500円・最大1000円など大きく料金が明記されていますので、その値段を基準に考えてしまうでしょう。
ところが、上で触れた様な「入庫後24時間以内・繰り返し適用」という肝心の部分が小さく明記されていたり、曖昧に明記されていたりするのです。
最悪明記されていないという場所もあるでしょう。
運転中では看板の小さな部分までは読めません。
入庫後にじっくり読んでみて、初めて気が付く人もいるでしょう。ですが、そこまで意識して料金形態を確認する人は少ないのかもしれません。
安全に利用する為には
コインパーキングの料金形態は場所によって異なります。
なるべく近場で料金の安い場所を利用したいというのが自然です。
ですが、入庫後でないと詳細な料金設定を確認するのは難しいでしょう。
さらに、看板をじっくり読み込むという人は多くありません。
24時間利用できる便利なコインパーキングですが、最大500円・最大1000円など料金の価格だけに捉われず、最大料金の適用方法について詳しく明記されていることも確認しておきましょう。
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