時価の反対語・対義語は何かを考えてみよう

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お店の価格表に「時価」と書かれているのを目にしたことはありませんか?

 

お寿司屋さんなどで見かけることもあるでしょう。

 

ところで、時価の反対語は何かと考えたことはありますか?

 

もしもの時のために、頭に入れておくといいでしょう。

そもそも時価とは?

時価には、主に2つの意味合いがあります。

 

1つは、冒頭でお寿司屋さんの例を紹介しましたが、飲食店などで使われる場合です。

 

あらかじめ価格を提示せずに、商品の取引の時点で価格が決まる方式です。

 

その時々の商品の仕入れ価格などをベースにします。

 

ですから、時期によって、同じ商品でも価格が変動するのです。

 

お寿司屋さんで多く用いられるのは、取り扱っている食品が関係しています。

 

生鮮食品などの貴重な食材は、年間通じて市場価格が大きく変動します。

 

このため、固定した価格でずっと提供できないわけです。

 

もう1つの意味は、ある時期における物品の価格のことです。

 

その時々の価値を反映した値段で、例えば「時価総額で数億円の物件」といった感じで用いられます。

 

絵画や株券などの価値の評価の際にも用いられることが多いです。

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時価の反対語とは?

「時価」の反対語は、「定価」になります。

 

定価はよく聞く言葉でしょうが、商品の値段を指しており、定価の場合は時期に関係なく同じ価格になります。

 

時価のように変動することがないので、反対語として定義されます。

 

時価総額など、保有している資産をその時点で価格評価する意味で用いられる場合、「簿価評価」も反対語の1つです。

 

簿価とは「帳簿価額」の略語で、資産を購入したときの価格を指します。

 

これを踏まえ、簿価評価として、資産の価値を購入した段階の価格をベースにして評価することになります。

 

保有資産の現時点における価格評価の対義語になり得るでしょう。

 

時価総額で資産を評価する場合、その時々における資産価値を正確に評価できるメリットがあります。

 

ただし、この評価方法では日々細かく変動してしまうため、資産の評価が不安定になってしまいかねません。

 

一方、その反対語である簿価評価では、資産の購入した時点の価格を基にして評価します。

 

過去の1点をベースにした評価になるので、今後値動きすることはありません。

 

ただし、現在の価値を反映したものにならない可能性があります。

 

正確に資産を評価するためには、両者の評価を踏まえて、総合的に判断する必要があるでしょう。

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