「値打ち」とはどういう意味?間違えやすい言葉にも注意しよう
価格などにつけることが多い「値打ち」は、普段の会話で何気なく使う言葉です。
物や人に対してよく使われているのを知っている方が多いのではないでしょうか?
しかし、意味を間違えて使用していることもある言葉のひとつです。
どういう意味を持っているのかを正しく理解することで、生活をより豊かにすることや言葉についての興味を深めることが期待できるでしょう。
混同されやすい言葉もあるため、使い方には注意が必要です。
また、地域によっては違う使い方をしていることもあるので、もともと持っている意味を十分に理解して普段使ってみましょう。
どういう意味を持つ?
値打ちとは、いくつかの意味を持っています。
一つ目は、「その物が持っている価値」という意味です。
どのぐらい役に立つものなのか、度合いや品格を表します。
例に出すと「値打ちのある本」など価値を指す時に使用します。
二つ目は「物品の値段や値」という意味で、一つ目と同様に価値を表していますが売り買いでの値を指します。
スポンサーリンクまた、値段を評定する場合にも使用されています。
注意したいポイントは、通常価格と比較して安いという意味を指す「お値打ち」と混同しやすいことです。
意味は、お買い得品を指し、正しくは価値を示す言葉ではありません。
本来の意味は価値や品格について指していますが、文字が追加されることで「その品が持っているもの以下の価格で購入できる商品」という意味になってしまうので、どういう意味か理解して使い方に注意が必要になるでしょう。
関西弁の「値打ちをこく」とはどういう意味?
関西弁での言葉になると、少し意味が変化します。
関西弁での意味は、自分の価値があるように見せて振る舞うという意味です。
そのため「価値」というより「相手を見下した態度をとる」「自分をお高く見せている」というニュアンスになります。
あまり使うことは少ないですが、「そんな高い価値ではないのに、なぜ高くみせているのか?」というような、少し嫌味の表現が込められた意味になります。
その物が大した価値を持っていないような場合に使われることが多いでしょう。
関東の人にはどういう意味か伝わらないということもありますが、テレビやネットなどの普及により広まるようになったと言われています。
地域によって少し違った意味を持っていますが、使い方に注意して正しい意味で理解して使うことが大切です。
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