「詳しくない」の別の言い方として「明るくない」は合っている?

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よく使う言葉やよく聞く表現でも、本当にそれが合っているのか分からないこともありますし、時には間違った意味で使ってしまっていることもあります。

 

そのため、使い方が怪しいなと思ったら、正しい意味を調べるのはとても大事なことです。

 

何かのテーマについて「明るくない」と言う人がいます。

 

これはその話について詳しくない、という意味の別の言い方なのですが、果たして正しい使い方なのでしょうか?

 

どうしてこうした言い方をするのかを確認して、問題がないかをチェックできます。

「詳しくない」の別の言い方として「明るくない」は正しいのか

「明るくない」という表現は、「世情に明るくない」とか、誰かに特定のテーマについて質問された時に、「そのことについては明るくありません」といった形で使われることがあります。

 

文脈から見て分かるように、そのことについて詳しくないという意味で用いられます。

 

結論から言うと、これは正しい言い方で問題はありません。

 

というのも、「明るくない」というのは、道路などに光が当たっていないので「暗い」、というところから来ているからです。

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暗いとそこに何かがあっても判別できないということから、はっきりと理解していない、情報がないといった意味合いに通じるのです。

 

「そのテーマについて暗い」と言うと、ストレートに「詳しくない」と言うよりも、前向きな印象を与えます。

 

婉曲表現ということも含めて、その場の雰囲気を悪くしないための別の言い方として使うことができるでしょう。

他の意味を持つこともあるので注意が必要

「詳しくない」という言葉の別の言い方として、「明るくない」と表現することには注意も必要です。

 

というのも、この表現は別の意味もあるからです。

 

語感からも分かるように、「明るくない」には「希望がない」「元気がない」「期待を持てない」という意味合いもあります。

 

そのため、たとえば相手から「○○の業界についてどう思いますか?」と聞かれた場合などには、注意して使うべきです。

 

何も考えずに、「その業界については明るくないです」と答えてしまうと、別の意味に捉えられる可能性もあります。

 

自分としては「その業界についてあまり知らない」という意味で言ったつもりなのに、相手は「その業界の未来は良くない」とか、「あまり期待できない」という意味に受け取るかもしれません。

 

この場合は、分かりやすい別の言い方をした方が良いでしょう。

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