「自店舗がある店」を言い換えるなら？

ショッピングモールなどには、一つの施設にたくさんの店舗が入っています。

こうしたところにお店を構えている場合、自分たちの店舗があるお店もしくは施設がどこにあるのかなどを説明する機会が多いはずです。

そこで、「自分たちの店舗がある店」についてどのように言い換えられるかを考えてみましょう。

そのままでは何となく分かりづらく、相手に誤解されることもありますので、もっと分かりやすい言い換えがあると助かります。

この表現で分かりづらいのは、「店」もしくは「店舗」という言葉が二つ同時に入っているからです。

そこで、どちらかを言い換えることをまず考えると良いでしょう。

自分たちの店舗については、そのままの方が伝わりやすいでしょうから、置き換えなくても大丈夫です。

もう一つについては、「複合商業施設」とか「ショッピングセンター」という形で置き換えられます。

ビジネス関係で話をしているのであれば、ショッピングセンターは「SC」と略称しても分かってもらえるでしょう。

そして、自分が働いているお店については、そのまま「自店」でも良いでしょう。

この場合は、「自店のあるSC」という表現が分かりやすいでしょう。

ただし、テナントの貸主の店舗については「オーナー店舗」という言い方をします。

その時は、「SCのオーナー店舗」というと、お店の立ち位置も分かりやすくなります。

他にも、商業施設で一番大きなメインとなる店舗のことは「核店舗」と呼びます。

もし自分がそのお店で働いているのであれば、「SCの核店舗」と言うこともできるでしょう。

商業施設の運営主によって表現は違いますが、一般的に建物の中のスペースに構えるお店は「テナント」という表現も使います。

そのため、「テナント主」とか「テナント先」という形で自店を紹介することもできるでしょう。

ただし、テナントという表現を使うと、一般的な商業ビルを思い浮かべる人も多いので注意が必要です。

上記のようなショッピングセンターだと、一般の方はあまりテナントという表現を使わないので、お店を構えている場所のイメージが違うものとなってしまうこともあります。

このように、自分のお店の種類や、どんな建物の中に入っているかによって表現を使い分けることで、より分かりやすくなるわけです。

また、話す相手にとって一般的な表現は何かという観点でも考えると良いでしょう。