生産技術職はホワイトカラーなのか?ブルーカラーなのか?

スポンサーリンク

どんなタイプの現場で働くかという観点で仕事のタイプを分けることがあります。

 

いろいろな分類方がありますが、ホワイトカラーとブルーカラーという違いがあります。

 

この二つにはどんな種類の違いがあるのでしょうか?

 

また、生産技術職はこれらのどちらに入るのでしょうか?

 

分類が難しい職種でもありますので、その仕事の特徴を捉えて考えることが求められます。

そもそもブルーカラーとホワイトカラーの違いとは?

まず、そもそもブルーカラーとホワイトカラーの違いについて知ることで、分類の仕方を確認できます。

 

ホワイトカラーとは、白いワイシャツを着て働くスタッフから来ていて、オフィスで働く人のことを指します。

 

具体的には事務員や法律職、会計部門、設計士などが該当します。

 

全体的には体を動かして働く現場ではなく、頭脳労働に分類されます。

 

一方でブルーカラーは、現場作業を行う仕事のことを指します。

 

いわゆる作業服を着て仕事をすることからこの名称が着けられています。

 

具体的には、建設業や製造業、工場労働者などが含まれます。

 

当然頭も大いに使いますが、同時に体を使って作業をするというのが大きな特徴です。

スポンサーリンク

生産技術職はどちらに分類されるのか?

ここで問題となるのが生産技術職です。

 

明確にホワイトカラーとブルーカラーと分けるのは難しく、実際にどんな職場で働いているかによって変わってきます。

 

生産技術職と一口に言っても、いろいろな業務があって会社によって任される職務が異なるからです。

 

工場に入って、生産ラインの管理をしたり分析をしたりする生産技術職もあります。

 

多くの場合、作業スタッフと一緒になって行程チェックをすることになります。

 

そのため、この場合はブルーカラーとして分類されることになります。

 

一方で、生産技術職の中でも研究開発や、ラボでの分析にもっぱら携わる人もいます。

 

機器系であれば設計をする人もいます。

 

こうした場合は、現場作業とは異なりますのでホワイトカラーと言えます。

 

このように、生産技術職はどちらとも言えない分類で明確に分かるのが難しいケースもあります。

 

実際に、オフィスで働くこともあれば、工場に行くこともあるという人も存在します。

 

そのため、この二つとは別に「メタルカラー」という分類を作って、生産技術職を含めることもあります。

 

メタルカラーとは、高度な技術職という分け方で、現場作業というよりも頭脳を使って働く人を指すわけです。

スポンサーリンク