神社の記帳にはどんな意味があるの?

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神社に参拝に行った際に、たまに記帳台をみかけることがあります。

 

そこには「参拝する方は記帳してください」と書かれていることがほとんどですが、何の意味があって記帳するのだろうと疑問に思う方もたくさんいるでしょう。

 

神社においてある記帳台の意味には主に2つの利用方法が考えられます。

神社で記帳する意味その1

神社にある記帳台の意味として考えられるのは、神主さんの好意や善意です。

 

神社では神様に、願い事や日頃の感謝などを伝える人が多いと思いますが、その願い事の前に1つするべきことがあることを、ほとんどの人は知りません。

 

それは自己紹介です。

 

神様はたくさんの人からの言葉を聞くため、きちんと自分がどこに住んでいる何者なのか伝えないと誰が語りかけているのか把握することが難しくなってしまいます。

 

そのため、「私は〇〇都道府県〇〇市〇〇番地に住んでおります、〇〇と申します。」と心のなかで挨拶してから、内容を話すというのが正しい参拝方法となります。

 

前述の通り、多くの方がこの方法を知らずに、お願い事だけを伝えて帰ってしまいす。

 

そこで、神主さんがそういった方のために、神様に参拝者の名前と住所を伝えるために記帳台をおいてくれている場合があります。

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神様に声を届けるという意味ではこの記帳は大きな意味があります。

 

記帳されたノートなどは、大切に保管されるか、お焚き上げなどできちんと神様に届けてくれるでしょう。

神社で記帳する意味その2

神社で記帳することの2つ目の意味は、神社側が参拝客の管理をしたいという意味です。

 

神社には、常に巫女さんや神主さんがいる大きなものから、人が常駐していない無人の神社まで様々です。

 

記帳台がおいてあるのは、主に無人の神社が多く、どのような人がこの神社に訪れて参拝してくれているのかを把握したいという神社側のお願いが込められています。

 

記入された名前や住所は特に悪用されることはありませんが、何度も熱心に参拝している場合は、神社側がお得意様として把握する可能性はあります。

神社での記帳は必ずしなければいけないのか?

前述の通り、神社での記帳には2つの意味が考えられますが、どちらにしても自分が記帳したくないと思ったらしなくても問題ありません。

 

最近は個人情報の管理が厳しくなってきたため、こういった記帳の場は少なくなっています。

 

記帳しなかったからと言って、何かお咎めがあるわけではないので安心してください。

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