通帳記帳ができるのは何年前までの取引なのか

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通帳記帳を何年もしていない場合、その銀行口座でどのような取引があったのかが分からなくなる恐れがあります。

 

何年前まで記帳できるのか気になるかもしれませんが、実際には何年前どころか、1年前の取引が記帳できるかも怪しいところです。

通帳記帳は何年前まで可能?合算処理について

実店舗で営業している銀行の多くは、半年から1年ほど通帳記帳の間隔が空いた場合、合算という処置をとります。

 

合算とは、入金や出金の個別の取引記録を省いてまとめて記載することで、合算で処理されると、どのような入金、出金があったかが分かりません。

 

早ければ半年くらい、長くても1年くらい記帳がなければ合算で処理される恐れがあるため、注意が必要です。

 

期間ではなく取引の件数で判断する銀行もあるので、必ずしも半年から1年ほどで合算が発生するとは限りません。

 

しかし、基本的には何年前までどころか1年前の取引すら記帳するのが難しいのが実情です。

 

ただし、まとめての記帳であっても窓口で個別の明細を受け取れるので、取引内容を知ること自体はできます。

 

合算で処理された分の明細については基本的に無料で受け取れるため、お金がかからない点も見逃せません。

 

明細を取り寄せるまでには時間がかかるケースがあり、すぐに取引内容を知りたい時に困る恐れがあるのが難点です。

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通帳記帳では知ることができない昔の取引内容

半年や1年レベルではなく、もっと昔の取引の中身を知りたい場合ですが、取引内容を知ること自体はできる場合があります。

 

入出金明細という言葉を使っている銀行が多いですが、こちらを利用すれば過去の取引内容を知ることができるのです。

 

ただ、銀行によっては入出金明細の対応期間にかなり差があり、紙の通帳だと入出金明細は2ヶ月しか利用できないというところもあります。

 

利用している銀行によっては少し前の取引であっても確認が難しいため、入出金明細があるからといって記帳を長らく放置することはよくありません。

 

極端に入出金明細の期間が短い銀行でなくても、何年も前の取引内容を知ることができるとは限りません。

 

そのため、どのくらい前の取引までならチェックできるか、銀行のホームページで調べておくと安心です。

 

利用している銀行のホームページに入出金明細の期間が記載されていない場合は、あらかじめ銀行に問い合わせた上で、入出金明細を発行する手続きを進めるとよいでしょう。

 

ただし、合算の明細を受け取る時と同じく、すぐに過去の取引内容がわかるとは限らず、また入出金明細の発行には手数料がかかるという難点もあります。

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