通帳に記帳する意味はあるの?

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一昔前は、お金を引き出したりするためには通帳と印鑑を窓口に持っていく必要がある時代がありました。

 

しかし、ATMの普及によって、キャッシュカードでの取引が主要となり、通帳での取引は記帳する際に用いる程度となりました。

 

記帳とは、キャッシュカードで行った取引の記録を通帳に印字してもらうことです。

 

そうすることによって、過去に行った自分の取引を簡単に確認することができます。

 

しかし、近年、この記帳するという好意に意味はあるのかと疑問を持つ人が増えています。

通帳に記帳する意味はあるの?

なぜ、通帳に記帳する必要があるのかというと、大前提としては、前述の通り、過去の取引の履歴を記録するためです。

 

口座を通して行った取引記録は、様々な場面で証明として使用することができます。

 

例えば、家賃をきちんと振り込んだにもかかわらず、支払われていないと言いがかりをつけられた時、通帳に振込の履歴さえ残っていれば、支払った証明になるということです。

 

こういった意味では、通帳へまめに記帳するということはとても大切な意味を持っています。

 

しかし、現在、ATMとインターネットの連携により、ネットやスマートフォンのアプリの電子通帳で簡単に履歴が確認できることから、紙媒体への印字に対する意味が消失しつつあります。

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紙の通帳と電子通帳の違い

紙の通帳と電子通帳の大きな違いは履歴の残り方です。

 

紙の通帳の履歴はある一定期間ためてしまうと、記帳した時にまとめて合算されたものが印字されるようになり、取引の詳細を確認することができなくなってしまいます。

 

しかし、電子媒体なら数年間の記録がデータとして残され、手元に通帳がなくてもすぐに確認することができます。

 

ただし、期間がすぎれば古いデータから消えてしまうため、印字して一生手元に残しておける紙媒体のほうが安心感はあります。

 

どちらの通帳も互いにメリットデメリットがありますが、銀行自体が率先して電子媒体への切り替えを進めていることから、電子通帳の利便性はある意味で証明されていると言えます。

 

しかし、確認できる履歴の期間は各銀行によって異なるため、短いものでは2ヶ月しか残らないところもあります。

 

今後改善されていくかもしれませんが、確実に記録を残したい時は、紙媒体のものに記帳する方が安心です。

もし、履歴がまとめられてしまったら?

記帳の期間をあけすぎて履歴がまとめられてしまった時は、窓口に未記帳分の内訳を知りたいと問い合わせてみましょう。

 

データさえ残っていれば、その分のデータを別紙に印刷してもらえる場合もあります。

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