記帳は通帳だけでできるのか、他に必要なものはあるのか

銀行口座の入金、出金などの取引内容を記録するのが記帳ですが、通帳をATM、あるいは窓口に持っていけば記録できます。

ATMを利用する場合、基本的にはキャッシュカードが必要ですが、通帳への記録はキャッシュカードなしでOKです。

取引内容の記録に限ってはATMの方が利便性の面で優れているものの、窓口でも対応してもらえます。

ATMを利用したところ、磁気エラーなどで取引内容を記録できなかった、ATMで通帳繰越ができない、このような場合は窓口に向かってください。

窓口で取引内容を記録してもらう場合も基本的にキャッシュカードは不要で、通帳さえあればOKです。

記帳に限ってはキャッシュカードがなくてもよいので、通帳だけでできるかの疑問の答えは「通帳だけでできる」です。

純粋に取引内容を記録したい場合は通帳だけでも大丈夫ですが、ATMや窓口で他に用事があるのなら、キャッシュカードなど他の持ち物が求められるのが普通ですので、他の用事がある場合はしっかりと持ち物を確認してから自宅を出てください。

かつては取引内容を記録するために通帳が欠かせませんでしたが、インターネットが身近になったことで状況は変わりました。

ネット銀行ではそもそも通帳は存在せず、ログインすることで過去の取引をチェックできます。

過去の全ての取引が確認できるわけではなく、何年以内などと期間は限定されるのが普通ですが、それでも実店舗で営業している銀行よりは長めに過去の記録が保存されるのが魅力です。

また、メガバンクなど実店舗で営業している銀行の中には、インターネットバンキングのサービスを手掛けているところも多く存在します。

実店舗があり、かつインターネットバンキングを手掛けている銀行の場合、紙の通帳を発行しないという選択肢もあるのです。

ネット銀行と同様にパソコンやスマートフォンで取引内容をチェックするか、従来通りの紙の通帳を発行するかのどちらかを選べるシステムが一般的です。

記帳はATM、窓口に通帳を持っていくだけでできますが、時代の流れにより、通帳すら必ずしも必要なものではなくなりました。

ネット銀行、インターネットバンキングは不正アクセスなどのリスクもあるため、必ずしもメリットばかりとは限りませんが、記帳に関しては紙の通帳と比べると非常に便利です。

実店舗と紙の通帳を利用するか、ネット銀行やインターネットバンキングを利用するかで迷っているのなら、記帳以外のメリットとデメリットも比較した上で、どちらを選ぶか決めてください。