作文に常体はどのようにして使えばいい?例文を用いて使い方を紹介
作文は常体で書かれることも多いですが、どのような文章を書けばいいのでしょう。
文章を書くのが苦手な人もうまく書けるようになるために、気を付けるべきポイントを例文を用いて紹介します。
作文は常体でも敬体でも書くことができる
一般的に小学生低学年の頃の作文は敬体が使われますが、小学校高学年以上になると常体が使われることが多いです。
厳密に年齢や学年でどちらの文体を使うかが決められているわけではありません。
小学校低学年のうちに敬体の文章に慣れさせること、丁寧な言葉を身につける練習をさせたいという目的から小学校低学年のうちは敬体が使われています。
高学年以上になると日常的に敬体に触れることが増え、状況に応じて言葉を使い分けられるようになること、文体よりも文章を組み立てる方法や意見を言葉にすることに重きが置かれることから常体が用いられるようになります。
文章の内容によっては高校生でも敬体を使って作文を書いても問題ありません。
文章の内容や伝えたいことによって文体を使い分けるようにすると文章の内容や自分の考えをより伝えやすくなります。
常体を用いることの効果と例文
新聞やネットニュースは常体で文章が書かれています。
常体はだである調とも言われており、書かれる文章の語尾には〜だ、〜である、〜だろう、〜ではないだろうか、といった言葉が使われます。
スポンサーリンク常体を用いることによって語気が強くなるため威圧感を受けることもあります。
しかし説得力が増す効果もあるので、自分の意見をしっかりと伝えたいときや専門ていな内容を書くときに用いると効果的です。
多くの人は常体の例文というと語尾がであるで終わる印象を持っています。
確かにである、で終わる例文は多くあります。
しかし語尾がだで終わる文章が加わることで文章全体にメリハリがついて読みやすくなります。
常体の文章の語尾の違いと受ける印象
常体の文章の語尾がだとであるを使い分けることによって伝えたいことをより伝えやすくなります。
同じ内容でも「今日は晴れだ」と「今日ははれである」という文章で受ける印象が違います。
だ、で終わると簡潔であるは南面突き放しているような乱暴さを感じることもあります。
それに対してである、で終わるほうが丁寧な印象がありますし強調しているようにも感じられます。
例文のように同じ文章でも伝えたい気持ちによって、だとであるを使い分けて伝えたいことがしっかりと伝わる作文を書くようにしましょう。
作文は常体で書かれることと敬体で書かれることがありますが、語尾のだとであるを使い分けることによって文章にメリハリが付けられたり伝えたいことが伝わりやすくなります。
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