敬体を過去形にするときの使い方は?

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ですます調のことは敬体と呼ばれていますが、敬体を過去形にする際の使い方をご存じでしょうか?

 

ついつい考え過ぎて悩んでしまっている方は、文章を作る際に悩んだ時にはこちらをチェックしてみて下さい。

敬体を過去形にするときの使い方

敬体を過去形にするときの使い方は至ってシンプルです。

 

代表例であるです、ますで考えてみましょう。

 

例えば、「です」であれば「〜でした」、ますであれば「〜ました」と変換すれば完了です。

 

「昨日書類を提出しました」のような使い方ができますので、難しく考えずに簡単に変換しましょう。

 

この変換は基本的にどんな言葉でも当てはまります。

 

「見ます」であれば「見ました」、「そうです」であれば「そうでした」のように、ですます調を残しながら語尾を「〜した」に変えれば大抵の場合は当てはまりますので、過去形にする際には文末の変換を行いましょう。

ですますに捕らわれないように注意

敬体と言えばですます調ですが、別にですますしか使ってはいけないわけではありません。

 

「でした」、「ました」のように過去形もですます調の一種ですので、敬体として問題ないのです。

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言葉を変換する際にこちらで悩んでしまう方が多いため、難しく考え過ぎないようにしましょう。

 

敬体ではなく常体の場合は「だ、である調」ですので、過去形にすると「だった」「であった」のように語尾に「った」が加えられるように書き換えられます。

 

ですます調に比べると文章の構図が少しわかりにくくなる単語もありますが、感覚で覚えてしまえば難しい事はありません。

 

ただ、常体よりは敬体の方がわかりやすいので最初はですます調の変換から覚えると良いでしょう。

全体の文の流れも確認しましょう

せっかく語尾を過去形の敬体にしても全体の文の流れがおかしければ台無しです。

 

「明日は良い天気でした」のように、文章の中に未来のことが入っているにも関わらず過去のこととして言い切っていると言う事が無いかどうか、語尾だけではなく全文をチェックすると良いでしょう。

 

ただしこちらは「天気予報で「明日は良い天気です」と言っていた」というような言葉であれば矛盾はありません。

 

過去に言っていた発言に対して過去形にしている使い方かどうか合わせて確認してみましょう。

 

敬体はいわゆるですます調になりますが、変換の際に複雑に考え過ぎると混乱してしまいます。

 

でした、ましたと語尾が〜したとなるように調整すれば完成しますので、使い方を間違えないようにしましょう。

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