お願いします、は常体でどのように書けばいいのか
文章を書くときには常体と敬体が混ざらないようにしなければならないという決まりがあります。
そこで常体で文章を書いた際には敬体の表現となる「よろしくお願いします」という言葉はどのように書けばいいのでしょう。
履歴書や自己推薦文の文末のお願いします
履歴書や自己推薦文の文章というのは常体で書くか敬体で書くか悩みます。
敬体は丁寧な表現になりますが、常体は説得力が出ます。
そのためできたら常体で書きたいと思う人も多いです。
その際に悩むのが文末でよく出てくる「よろしくお願いします」という言葉です。
お願いしますという表現は敬体になるのでそろえる必要が出てきます。
お願いします、の常体
よろしくお願いします、という言葉を常体にするならば「よろしくお取り計らいいただきたい」とか「よろしくお取り計らいを」とか「どうぞよしなしに」といった言い方になります。
お願いをするにあたっては少し偉そうな印象になってしまいます。
そのためお願いをする相手や状況によっては好ましいとは言えません。
スポンサーリンク履歴書や自己推薦文であれば敬体で
履歴書や自己推薦文でよろしくお願いしますということを書きたい場合には、文章全体も敬体にして書くことが望ましいです。
もしくは他の文章はすべて常体で作成し、最後のお願いを刷る部分だけは行を空けてよろしくお願いします、という形で作成をするのも一つの方法です。
敬体で文章を作成すると全体的に柔らかく丁寧な雰囲気になります。
ただし敬語は文体に含まなければならなくなるため正しい敬語の使い方をしないと文章がおかしくなったり、敬語が分からないということが読み手にわかってしまったりする点に気を付けなければなりません。
間違えた敬語表現をしないようにする以外にも二重敬語に気を付けて文章を作るようにしましょう。
大切なのは読みやすい文章
どのような文体で文章を作成しても相手に読みやすい文章を作ることがとても大切です。
文体の統一は読みやすい文章にするために必要な作業の一つです。
他にも句読点の使い方や文章の長さにも配慮しながら読みやすい文章を作成しましょう。
履歴書や自己推薦文などでは文体によろしくお願いしますという言葉を書くことがありますが、常体の文章にするとよろしくお取り計らいを、という堅苦しく少し偉そうな言葉になるためあまり好ましくありません。
そこで敬体で文章を書き、よろしくお願いしますと書くほうが望ましいです。
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