常体を使って会話の疑問文を作る時のポイント

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常体で疑問文を作る際、そのまま「〜か?」というようにしてしまうと会話にしたときに不自然になる場合があります。

 

自然な流れで文章を作る際には、ちょっとしたポイントを抑えると良いでしょう。

常体の疑問文はそのまま疑問符をつければ良い?

常体で疑問文を作る際には、出来た文章にそのまま疑問文をつければ完了します。

 

「どこに行くのですか?」は「どこに行く?」など、敬体の部分を修正すれば終了です。

 

文末のあたりを少し修正するだけでも簡単に常体に直せます。

 

ただし疑問符をつければ完全に疑問文になるわけでもありません。

 

文章によっては多少言葉そのものを修正した方が文章が綺麗に纏まることもあります。

 

文章ではおかしくなくとも会話にすると何だか聞きにくくなることもあるため、文章を作って変に感じたら1度声に出して読んでみるのもおすすめです。

文章がおかしければ付け加えや修正を

常体の文章がおかしく感じたら言葉の付けくわえやカットをして修正をしましょう。

 

「〜がある」という文章の場合、そのまま最後に疑問符をつけるか、「〜があるか?」のように、常体に「か」を加えて疑問文にする方法があります。

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この場合はどちらでも日本語としておかしくはないですが、会話にするのであれば「ある?」のが自然でしょう。

 

ただし文章として疑問を提示する場合は、「あるか?」というように、か、を付け加えることで印象を強くするのがおすすめです。

 

新聞や雑誌の見だしによく使われている手法で、こちらを使う事で文章の印象を残すことができます。

 

会話で使うと少し固く感じますが、文章だからこそちょうど良い手法もあるため、時と場合によって使い分けるのがおすすめです。

丁寧な疑問作りを臨むなら敬体で

目上の方などに何か会話で質問をすることがあったら、常体ではなく敬体で疑問文を作りましょう。

 

「これは〜か?」というよりも「これは〜でしょうか?」と聞いた方が自然です。

 

常体にしてしまうとあたりが強いだけではなく片言のように聞こえてしまうため、疑問をスムーズに解消したい方は敬体を使いましょう。

 

もちろん目上が相手ではなくともこの手法は有効ですので、相手に合わせて使い分けるのもおすすめです。

 

常体を使って疑問文を作る際には、それが会話として音に出される言葉なのか、それとも文章として残る言葉なのかによって使う言葉が変わります。

 

作った文章が変ではないか確認するためには、1度口に出して読んでみるといいでしょう。

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