作文で問いかけで使われる常体という言葉の種類
作文を書いていると自分の意見に対して相手の意見を求めたり、疑問を投げかけたりする場面があります。
常体の文章の場合には問いかけで使える言葉はどのくらいの種類があるのでしょうか。
作文で問いかけを使う効果
常体はだである調とも言われます。
だである調という言い方の通り、語尾の基本は「だ」と「である」が使われるのが常体です。
しかしいつも語尾がだ、であるしか使われないと単調になってしまいます。
単調な作文は読んでいてすぐに飽きてしまいます。
そこで文章にメリハリを付けるためにも語尾のバリエーションが必要です。
語尾のバリエーションを持たせるためにはだ、であるを用いる断定以外の表現をするという方法があります。
中でも問いかけは文章の最初に入れることによって読んでいる人を一気に惹きつける効果があります。
最初に疑問を呈することによって、その答えを知りたくなって読み進めたい気持ちを持たせることができるのです。
常体の作文で使える問いかけ
常体の文章で用いられる問いかけには「〜なのだろうか」とか「〜なのではないだろうか」といったものが使われます。
敬体の場合には同じ問いかけでも「〜ではないでしょうか」とか「〜はいかがでしょう」というように種類があります。
このように常体の場合には相手に疑問を投げかけたり質問をしたりするときに使う言葉の種類がほとんどありません。
スポンサーリンク言葉の種類がないと作文の中に取り入れることが難しいと思われますが、文章の中で問いかける場面はあまり多くありません。
そのため言葉の種類が少ないことで困ることはないです。
問いかけは多用しない
作文の中で読者に対して疑問を投げかけたり質問をしたりしすぎてしまうと、読み手にばかり意見を求めることになり自分の意見が伝えられません。
何度も問いかけてばかりいると強調する効果もなくなってしまいます。
そこで問いかける場面はあまり多くしないことが作文を書く際には大切です。
冒頭や文末で自分の主張をしっかりと伝えるために用いるようにして、文章中では最小限にすることを心がけましょう。
少なくすることで問いかける内容が強調され相手の心に残ります。
常体には問いかける言葉の種類がほとんどありません。
種類が少なくても作文の中で用いる場面は少ないので困らないです。
文章内に疑問形が多すぎるとメリハリがつかなくなったり、主張がぼやけたりしてしまうので使うのは冒頭や結末のみにすることを心がけて文章を作るようにしましょう。
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