「勤怠」の語源は?どういう意味が含まれているの?

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社会人として生活していると一度は「勤怠」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

会社に所属している以上、自分の出勤状況に応じたお給料をもらうのは当然の権利ですが、そのためには会社に正しく管理をしてもらわなくてはなりません。

 

こちらでは勤怠の意味や語源についてご紹介していきます。

勤怠とは何を管理するもの?

おおまかに説明すると、従業員の出勤、欠勤、残業の記録です。

 

例えば、就業規則により「月に○日の休暇有」といった会社の場合、それ以上、もしくはそれ以下の休暇を取っていないかなどを正確に管理する必要があります。

 

会社の規模が大きくなればなるほど、勤怠の管理をすることは難しくなってしまいますので、勤怠管理ソフトを使ったり、社労士に依頼したりして給与計算に発展させます。

 

仮に管理がきちんとできていなければ、当然正確な金額のお給料を算出することができず、最悪の場合従業員と会社との間で裁判になることも予想されます。

 

勤怠管理では他にも、出勤や退勤の時刻、残業日数や時間、有給休暇の日数などを管理することが求められます。

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早退や遅刻といったことも勤怠管理の中に含まれるので、要するに従業員がどれだけ就業規則に沿って働いているか、もしくは働かせすぎではないかといったことを把握するのにも役立ちます。

 

今でも勤怠管理がきちんとできていない会社は多く、従業員からすればサービス残業を強制されるなど、ブラック企業と思われている企業も少なくありません。

勤怠という言葉の語源はどこから?

どんな言葉にも語源が存在しますが、勤怠という言葉の語源はその名の通り、「勤める」と「怠ける」という文字から来ています。

 

勤めるという時には出勤という意味が込められており、怠けるという字には欠勤という意味が込められています。

 

また、残業は勤めるという字に当てはまる事項ですし、早退や遅刻も怠けるという字に当てはまります。

 

普段言葉の語源などあまり気にしたことがないかもしれませんが、この言葉を初めて聞かれた方は納得されるのではないでしょうか。

 

また、言葉には前後や生死といった2字が正反対の意味で構成されているものも多くありますが、勤怠についてもこのような例と同じと言えます。

 

勤めると怠けるという言葉には全く反対の意味がありますので、相反する言葉でできた熟語の一つと考えられます。

 

出勤と欠勤を上手に管理することによって、会社と従業員の関係も円満になるでしょう。

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