アルバイト初日。タイムカードがない場合給料はどうなる？

アルバイトを始めた初日に、「出勤したのにタイムカードがなかった」といった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タイムカードは出勤、退勤を記録するものなので、そのカードがないとなると記録できないと焦りますよね。

もちろん後にタイムカードを支給されることになると思いますが、タイムカードが作成できていない、もしくは配られていない初日やバイトを始めて間もない頃の給料はきちんと支給されるのでしょうか。

こちらでその疑問を解決していきます。

通常、誰か従業員が入るとなるとタイムカードは初日までに作成し、すぐに使えるようにしておくべきです。

しかし、初日までに他の業務が忙しく、タイムカードを作ることが難しいといった企業も多く、従業員の手元に渡らないことも多くあります。

タイムカード以外で出勤管理をしている職場も多くありますが、最近では指紋認証や自動で管理しているところもあります。

そういったものの方がわざわざタイムカード用の紙を用意したり、その用紙を置いておく場所を作ったりする手間が必要ありませんので、楽に記録することが可能です。

これらの先進的な技術を使った方法だと、若い世代の人はスマートフォンなどで馴染みが深いのですぐに使い方をマスターするのではないでしょうか。

もちろん指紋認証は自分の指紋を登録してからのスタートとなりますし、パソコンなどで勤怠管理をする場合は、自分の情報を入力する必要があります。

いずれにしても面倒なのは最初だけで後はとても楽で簡単です。

今でもタイムカード制度を導入しているアルバイト先は多くありますが、もしバイト初日にカードが用意されていなかったら、ちゃんと給料がもらえるのか心配になってしまいます。

正直、初出勤だと初めて顔を合わせる人の中に飛び込むので、聞きたいことを聞けないといったことも多いでしょう。

先輩が怖そうな人だったら、どんなに些細なことでも質問するのが難しいかもしれません。

普通はタイムカードがまだ作成できていないことを店長や上司が伝えてくれ、代わりにどうしたら良いかを教えてくれるはずですが、業務多忙などで教えてくれないことも多い現状があります。

カードがなくても自分で出勤日や時間を記録しておけば、きちんと給料がもらえますし、店側が必ず後から手書きなどで情報を記入してくれます。

それを行ってくれない場合は労基法に抵触する可能性がありますし、バイト初日であるとかは関係なく訴える権利があります。