タイムカード押し忘れによる始末書の書き方

始末書とは、重大なミスを起こしてしまった場合に、そのミスを起こしてしまった経緯や謝罪などを書面にしたものです。

重大なミスということで、始末書は直属の上司の確認だけに留まらず、上層部の確認も必要となる場合がほとんどです。

ですので、重大なミスを起こしてしまったことを反省するとともに、始末書の書き方を理解し、しっかり反省していることがわかるような書き方をしなければなりません。

タイムカードは勤務時間を把握するために使われるシステムですので、給与にも直接的に関係しています。

タイムカードの押し忘れに気がついたら、まずはすぐに上司に報告するようにします。

上司にすぐに報告すれば、勤務時間の訂正作業をしてもらえる場合がほとんどです。

しかし、気が付かずにそのままになっていたり、上司への報告が押し忘れをした日から数日後だったりすると、正しい勤務時間を証明することが難しくなってしまいます。

そのため、訂正作業に時間を要するだけでなく、上司や給与支給に関わる担当者にも迷惑をかけてしまいます。

タイムカードを押し忘れた場合、会社から始末書を提出するよう求められることがあります。

始末書の書き方としてはまず、いつ・どのようなミスを犯してしまったのかということについて説明します。

次に、なぜそのミスを犯してしまったのか、その原因について記載します。

原因を記載したら、同じミスを起こさないためには何が必要かという、対策について記載します。

最後に、ミスをしたことへの反省と共に周囲の方々に迷惑をかけたことを謝罪します。

始末書は会社の上層部も確認するような書面ですので、内容はもちろんのこと、誤字脱字や言葉遣いなどの書き方にも気を配って記載するようにします。

ただし、いくらしっかりとした内容の始末書を作っても、タイムカードの押し忘れを何度も繰り返してしまっては、自己管理ができない人という印象を周囲に与えてしまいますので注意が必要です。

押し忘れの原因として最も多いのが、注意不足です。

業務開始時刻ぎりぎりに出社し、遅刻かもしれないと気持ちが焦っていたりすると、ミスが起こりやすくなる傾向があります。

業務終了時にタイムカードを押し忘れてしまう人もまた、焦っているとか、一刻も早く退勤したいという気持ちの場合が多いようです。

どちらの場合も常に時間と心に余裕を持って行動することを心がけ、改善していくことが必要です。