タイムカードを退勤時に2回通すとどうなるか

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従業員の勤怠時間を把握するために、タイムカードを導入している企業は多いようです。

 

最もポピュラーなのが、タイムカードをタイムレコーダーに差し込むタイプのものです。

タイムカードで出勤・退勤をチェックされる

タイムカードを通すと出勤時刻と退勤時刻が打刻され、タイムレコーダーで勤務時間が計測される仕組みとなっています。

 

基本的には従業員が自分で操作を行い、その後、上司など管理者がタイムカードの内容をチェックし、それに合わせた給与が支払われることになります。

タイムカードのデメリットとは?

タイムカードの大きなデメリットの一つとして挙げられるのが、従業員による打刻忘れや打刻の誤りです。

 

打刻忘れや打刻の誤りがあると、正確な勤務時間を把握することができなくなり、最悪の場合、その分の給与がもらえなくなる可能性もあります。

 

また、上司や給与担当者に謝罪をして、確認や修正作業をしてもらわなければならない状況となり、周囲の人にも迷惑をかけることになってしまいます。

タイムカードを2回通した場合

打刻忘れについては知っていても、タイムカードを退勤時に2回通してしまうとどのような状態になるのか、よくわからないという人も多いかもしれません。

 

タイムレコーダーの種類にもよりますが、一般的には1日の中で最初に打刻をした時間が業務開始時間、最後に打刻をした時間が業務終了時間として認識されます。

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業務開始時間と業務終了時間の間に行われた打刻は、休憩に入った時間と休憩を終えた時間であると認識されています。

 

つまり、だいたいの従業員のタイムカードには業務開始時間、休憩に入った時間、休憩を終えた時間、業務終了時間という4つの時間についてが記録させているというわけです。

 

この流れを見てもわかる通り、1日にタイムカードを通す回数は必ず偶数になります。

 

しかし、退勤時にタイムカードを2回通してしまうと、そのうちの1回目は休憩に入った時間、そして2回目は業務を終了した時間と認識されて、辻褄が合わなくなってしまうのです。

対処法について

意図的に2回通そうとする人はいないと言っても過言ではなく、うっかりしていたり、急いでいたり焦ったりしていて、間違えて通してしまったという人がほどんどです。

 

間違いに気がついたらできるだけすぐに上司など管理者に報告し、修正してもらうようにします。

 

会社によっては反省文や始末書を求められる場合もあります。

 

まずはうっかりミスを防ぐために、退勤のタイムカードを通すまでが業務であるという認識を持つことが大切です。

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