しつこい求人広告営業の断り方は

会社の重要な仕事の一つが電話応対ですが、中にはまったく必要のない営業電話もかかってきます。

しかも、営業電話は1日に何本もかかってきて、そのたびに他の仕事を中断しなくてはならなくなります。

無下にすれば会社に迷惑をかけてしまうので、差しさわりがなく効果的な断り方を知っておきたいものです。

会社にかかってくる営業電話は非常に多く、求人広告の依頼なども良く聞く話しです。

そのため、会社の中には、コールセンターで一時受付をして業務の効率化を図っているところも少なくありません。

求人広告を依頼する必要がないとはっきりわかっているのであれば、担当者に取り次ぐこともないでしょう。

しかし、その前に、断って良い電話なのかどうかをはっきりさせる必要があります。

まず、担当者の名前を言わない場合、それだけで単なる営業の可能性が高いといえます。

特に4月などは新人に練習のような形で電話をかけさせているところも多いです。

次に、よくわからない電話は要件を聞いてみることです。

営業マンとしては、担当者と直接話しをすることが成績を上げる第一歩であり、担当につなげてもらう前に細かな話しをするのを嫌がります。

何故なら、単なる営業とバレてしまうからです。

そこで、要件を聞き出して必要かどうかを判断するのです。

もしもわからなければ、一旦電話を保留にして先輩に聞けば良いのです。

しかし、求人広告の営業マンはそんなことで引き下がる人ばかりではありません。

いくら言っても切ってくれないとか、何度もかけてくるといった時には、「これ以上説明することはない、自分ではどうすることもできない」ということを淡々と伝えるのも断り方の一つです。

不要な求人広告の営業電話の断り方として良くないのは、「担当者がいない」と言ってしまうことです。

これはその場しのぎにしかならないだけでなく、「いつならいるのか」「担当者の名前はなんというのか」といった話に発展してしまいます。

うっかり名前など言ってしまうと、次の電話は指名されてしまい、不要な電話かどうかの区別が付きづらくなってしまいます。

また、ケンカ腰になったり暴言を吐く断り方もNGです。

もしかしたらその会社が将来、大事な求人広告のクライアントになる可能性だってあるからです。

最近ではSNSなどで悪い噂を流されることも考えられますし、断り方一つで会社のイメージが大きく変わってしまう場合があることを肝に銘じてきましょう。