美容院のしつこい営業の断り方

美容院に行って、頼んだこと以外の施術を勧誘されたことはないでしょうか。

カットだけでいいのにヘッドスパを営業されたり、カラーなら髪が傷むからトリートメントも、などと言われて困ったという話しは珍しくありません。

ヘタな断り方をすれば次から来づらくなるし、気に入っているところなら尚更良い断り方を知っておくと便利です。

美容院もお客さんがたくさん来るだけでなく、一人のお客さんがたくさんメニューを頼んでくれれば儲かるのは当然のことです。

美容業界も値引き合戦がすごいので、値引きで引き寄せたお客に無理やり加算していかなければ採算が取れないという実態があるからです。

しかも、トリートメントであれば特にテクニックも必要ありませんし、誰にでもできて簡単に単価を挙げられるという確実な営業というわけです。

また、その陰には、商品の卸業者からの圧力もあるようです。

卸業者にとっては、トリートメントもシャンプーも、一つでも多く売ってくれる美容院が良い取引先なのです。

カット中はマンツーマンで会話をするのが普通ですし、その中でヘッドスパやトリートメント、シャンプーの営業をするのは美容院にとってはごく普通のことかもしれません。

すごく良いものと勧められ、実際に受けてみて本当に良かったということもあるでしょうが、そうではないケースも多いものです。

例えば、カラーや縮毛矯正などをすると当然髪が傷みますが、必要以上にお客さんの不安をあおってトリートメントを追加するというのは気持ちの良い話しではありません。

しかも、実際のところ、傷んだ髪はトリートメントをしたところでよくはならないともいわれています。

もしもそれが本当なら、お金をどぶに捨てるようなものです。

また、行くたびに施術の追加を営業されるというのも嫌になってしまうはずです。

仕事とわかってはいても、断るのに罪悪感を覚えるのも自然な話しです。

美容院の営業には、シンプルに「大丈夫です」という断り方でOKです。

同時に、営業が始まったら早いタイミングでうんざりしている雰囲気を出すことです。

うんうんと聞いていると、ひょっとしたらと期待を持たせてどんどん営業されてしまいます。

また、シャンプーであれば、お気に入りのものがあるからという断り方も良いでしょう。

他にも、アレルギーが心配だからサンプルはないですか？と聞いてみるのも断り方の一つです。