ディーラーの営業へのオススメ断り方とは？

高い車を少しでもお得に手に入れたいと思ったら、相見積もりがオススメです。

でも、納得のお値段で買えるようになるのは良くても、買わないディーラーにはお断りの連絡をしなければいけません。

断り方もわからないし、断るなんて気が重くてつい先延ばしにしてしまう、という方は多いのではないでしょうか。

お断りをするなんて気が引けて、と考えてしまいがちですが、実はディーラーにとって非常に困るのが買うのか買わないのかわからないというお客様です。

時間も労力も使って営業し、精一杯の値引きもして成績になるかもと期待しているのに何の連絡もこないのは非常に困ります。

ディーラーの仕事は常に数字に追われているようなものなので、ダメならダメで早く言ってくれれば次の営業にエネルギーを使える、というのが本音といっても良いでしょう。

もちろんディーラーとしては売れれば一番良いわけですが、営業したものがすべて結果に結びつくわけではないことも営業マンは痛感しています。

だから、売れる見込みがないのなら、それがわかった時点ですぐに連絡を欲しいと思うわけです。

断られて傷つくのはこれが初仕事という新人くらいだと思っておきましょう。

しかし、営業マンがいくら断られるのには慣れているとはいえ、断り方には気を使うのが社会人としてのマナーといえます。

基本の断り方は、ダラダラと回りくどい話しはせずに他に決めたという事実を伝えることですが、言葉遣いには注意を払って丁寧に伝わるようにするのが大事です。

そして、理由を聞かれたらありのままに言うのも良いでしょう。

その方が、営業マンの今後の仕事に役立つかもしれないからです。

また、率直に言ってくれたというのは人として良い印象を持ってもらえることになり、今後もそのディーラーとメンテナンスなどでお付き合いが続くことになるかもしれません。

それから、お願いした値引きに応えてくれたのであれば、対応してくれたことに忘れずにお礼を言うようにします。

実際の断り方としては、「今回は他社の方が自分の希望に合っていたので」「家族の意見も聞いた結果」などとすると良いでしょう。

そして、「今回は遠慮させてください。」「今回は縁がなかったということで。」などという文言を添えておきます。

最後には、「また機会がありましたらよろしくお願いいたします。」という言葉も印象の良い断り方になります。