困ったら参考にしたい実習への抱負の書き方

実習に参加する前には、多くの現場で事前資料の提出を求められます。

事前資料の中には様々な記入項目がありますが、その中でも書くのが難しいのが実習への抱負です。

どのような書き方をすると相手の求めている内容を書くことができ、なおかつ好印象を持ってもらえるのでしょう。

実習への抱負を書くためには、抱負というのがどのようなものかをきちんと理解していないと書くことができません。

抱負とは「心の中で温めている決意や目標」を意味します。

目標と似ているため混同されがちですが、目標は到達点であり、抱負は目標を達成するためにどのような行動をとるかという違いがあります。

そこで実習への抱負を提出する際には、実習での目標とそれを達成するためにどのようなことに取り組むべきかを考えていく必要があります。

実習への抱負の書き方は特に決まったものはありません。

自分が思っていること、考えていることをそのまま書いていけば十分です。

ただし、相手に自分の考えていることを伝えやすくする書き方にはコツがあります。

抱負では明確にどのようなことを学びたいか、習得したいかということを書いていきます。

その内容が漠然としたものではなく具体的なことを書くことがとても大切です。

具体的なことを書くことで指導員となる先輩も、どのようなことを指導していけばいいかわかりやすいですし、評価もしやすくなります。

数的根拠のあるものや、身につけたいスキルといったものを盛り込むのが相手に伝わりやすい抱負の書き方のコツです。

実習への抱負を考えることは事前資料の作成のためだけでなく、自分自身の実習を有意義なものにするためにも大切です。

なぜ実習に参加するのか、参加してどのようなことを学びたいのか、実習を経てどのように成長したいのかということを考えることで実習への意識を高めることができます。

目的意識をもって臨むほうが、実習での学びも身に付きやすいですし、実習でも集中して取り組むことができます。

実習前には不安も多いですし、準備もたくさんあり大変です。

不安に思うこともありますが、高い意識でしっかり取り組めばきちんと評価してもらうことができますし、仕事に就いたときに役立つスキルも身につけられます。

自分自身の実習を有意義なものにするためにもきちんと実習への抱負は考えてから実習に臨むようにしましょう。

実習への抱負を書く際は明確に取り組みたい内容を書くことが大切です。

抱負を考えることは、自分の実習への目標や課題がわかり、有意義なものにするためにも意味があります。