工業高校での実習レポートの書き方

工業高校では一般的な高等学校に比べると実践的な専門教育が多い為、実習レポートを書く機会が数多くあります。

実習の成績はレポートの良し悪しで決まると言われていますので、評価される書き方のポイントを押さえておきましょう。

工業高校では工業技術の基礎を学ぶ履修科目がありますので、実践的な専門教育を行います。

つまり、資格取得や現場実習を行う授業も多く組み込まれている為、結果的に実習レポートを書く機会が多くなります。

その枚数も多い事から、工業高校での実習レポートを苦手としている学生も少なくありません。

ですが授業が多いという事は、それだけ評価の占める割合が大きいという事を意味しています。

面倒臭いから、苦手だからと敬遠していると、成績に大きく影響しかねません。

卒業後に進みたい道へスムーズに進む為にも、きちんと評価される実習レポートの書き方をマスターしておきましょう。

書き方としてはテンプレートとして書くべき項目を押さえておきましょう。

まずはいつ、誰が何を行ったのかを書かなければ始まりませんので、実習した日付と氏名、タイトルを忘れずに書きます。

また、指導してくれた担当の先生の名前も明記しますが、基本的に提出する先生であるパターンが多いです。

そして何の為にどのような事をしたのか、目的と内容、その手順もきちんと書いておきましょう。

授業内容にもよりますが、実習で工具を使う事も多々ありますので、工具の名前も書いておくとより詳細に書く事ができます。

教科書に載っている事だけではなく、授業中に先生が話した事等も含めるとよりわかりやすいでしょう。

最後に実習を通して出た結果への感想、考察を述べます。

評価されやすい書き方をするには、人と差をつける必要があります。

内容は同じという事は、感想や考察の書き方で差をつける以外方法はありません。

苦戦したポイント、その難関をどう解決したか、その経験を書く事がレポートで評価されやすいコツです。

経験であればストーリー性もありますので、文字数を稼げるというメリットもあります。

工業高校での実習レポートは、日付、氏名、タイトル、担当の先生の名前、目的と内容、手順、可能なら工具等も書き添えます。

感想や考察は他人と差が出る部分なので、問題の提起から解決に至るまでの経験をストーリー仕立ての書き方にすると書きやすくなります。