テレビを見るなどに使う「見る」の謙譲語の使い方
テレビを見るの謙譲語は何というのでしょうか。
正しい使い方を知っておくと、ビジネスシーンや日常生活で役に立ちます。
今回は例を挙げてご紹介しましょう。
参考になさって周囲のコミュニケーションに利用してください。
「見る」の謙譲語は何という?
謙譲語は自分を低めて相手を敬う言葉です。
日常生活はもちろん、ビジネスシーンでも使うことが多いので、どんな使い方があるか覚えておくと良いでしょう。
たとえば、見るという言葉の謙譲語の使い方は「拝見する」です。
テレビを見ることに関するという言葉を謙譲語で次のように言います。
「テレビを拝見します。」
因みに見るという言葉の尊敬語はご覧になるという表現で、丁寧語で見たいという意味で使うとき次のようにいいます。
「見せてください」です。
使い方を間違えないように気を付けてください。
会社の上司との会話に使える
会社の上司との会話で「見る」の謙譲語を使うことができます。
どんな使い方ができるか想定してみます。
たとえば、上司に勧められたテレビの番組の話の時に使えるでしょう。
上司が昨日の夜、自身が見るように勧めたテレビ番組を見てくれたか、と話しかけてきたとします。
その答え方に謙譲語の「拝見する」を使うのです。
見たのであれば「拝見いたしました」と答えるのです。
テレビ以外でも使えます。
上司が自身が編集した動画を見たかどうかと問いかけた時も、見たのであれば「拝見いたしました」と使えるでしょう。
スポンサーリンク「拝見する」を使った例文を挙げてみる
では見るという言葉の謙譲語の拝見の入った使い方がよくわかる例文を考えてみましょう。
テレビを見るという意味以外にもいろいろ使えます。
ビジネスシーンや日常生活での正しい使い方を知っておくと、今後に役立つこと間違いないです。
たとえば、目上の人に勧められた本を読んだときの使い方です。
「○○という本を拝読いたしました。」
次は取引先の会社とのミーティングの際の使い方です。
「貴社のホームページを拝見いたしました。」
相手の会社のホームページを見たということです。
それから日常生活での使い方です。
町内会の会報を見たかどうかという、会長からの質問に答える時にも使えます。
見たのであれば「拝見いたしました」、と言えるでしょう。
会長は目上の立場になるので、自分を低めて相手を敬うという謙譲語が使えるのです。
また、子供の学校の先生との会話にも使えます。
子供に渡した学習発表会のプログラムを見たかどうか、という質問にも自分を低めて先生を敬う謙譲語で答えることが可能です。
「拝見いたしました」と答えて、さらに学習発表会を楽しみにしているということを添えるとスムーズな会話になります。
参考になさって活用してください。
テレビを見るなどに使える言葉の見るは謙譲語では拝見するという表現です。
いろいろな使い方を覚えて、日常生活やビジネスシーンで活用しましょう。
正しい敬語を使えるのは社会人にとって大事なことです。
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