自宅という意味の謙譲語の使い方

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自宅のことを謙譲語で言うと何になるのでしょうか。

 

その使い方について、例文を出して説明しましょう。

 

ビジネスシーンでよく使われるので、覚えておくと今後役に立ちます。

 

ワンランク上の会話ができる出事間違いないです。

自宅のことをウチというのはビジネスでは失礼になる

友人などと話すとき、自宅のことをウチと表現することが多いです。

 

しかし、それをビジネスシーンなどで使ってはいけません。

 

ビジネスシーンの場合は話す相手が目上の人になることが多いからです。

 

ウチでは相手に対して失礼になります。

 

自分を低めて相手を敬う意味のある謙譲語で表現しなければ失礼になるのです。

自宅のことは謙譲語で拙宅という

自宅を意味する謙譲語は拙宅です。

 

読み方は「せったく」になります。

 

自分の家を指す言葉で、拙宅の拙は謙譲の意味があるのです。

 

時代劇などでよく武士が使う拙者という言葉をご存知でしょうか。

 

その拙も拙宅の場合と同じでへりくだった謙譲語なのです。

 

拙宅は自分の家は自慢するほどではないという意味のあり、相手への尊敬を表現しています。

 

ビジネスシーンなどで、自宅のことを言う機会があるときは拙宅を使いましょう。

シーン別の拙宅の使い方

では、拙宅の使い方を考えてみます。

 

どんなシーンでの使い方があるものでしょうか。

 

たとえば、引っ越した際に出すご挨拶のはがきでの使い方があります。

 

また、会社の上司と家でどんな趣味を楽しんでいるか、という話をしている折にも使えます。

 

その他には、家の近くの駅などで偶然、会社関係者にあったときなどにさりげなく「拙宅」を使えるでしょう。

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例文を挙げてみよう

拙宅という謙譲語の使い方がよりよくわかるためには、例文があると良いでしょう。

 

主に、ビジネスシーンなどで使える例文を挙げてみます。

 

たとえば、新しい部署に異動した自己紹介の際の言い方です。

 

「拙宅は会社から電車で約30分の○○駅の近くです」、という言い方で自宅の場所を謙譲表現で相手に紹介しています。

 

また、取引先の会社の人とのランチでこのように言うこともできるでしょう。

 

「拙宅は貴社の近くで最寄り駅は○○です。」

 

このように気軽に話す際にも相手をたてて話します。

我が家との違いに気を付ける

我が家という言葉も自宅の意味でよく使いますが、拙宅とはどのように違うのでしょうか。

 

どちらも意味としては、自分の家のことをいっていますが、謙譲語の意味があるかどうかが大きな違いです。

 

また、言葉を用いる場合の話し相手にも違いがあります。

 

我が家は日常会話で、友人などと話すときに使う言葉です。

 

しかし、拙宅は日常会話で使いません。

 

ビジネスシーンや改まったシチュエーションで使う謙譲語になります。

 

自分の家のことを目上の人に話す場合は拙宅という謙譲語を使います。

 

ビジネスシーンや改まった場所での使い方です。

 

参考になさってください。

 

拙宅という言葉を知っているとワンランク上の会話ができます。

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