正しい謙譲語を使わないと逆に失礼になることがあるか

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相手に敬意を払うために使う謙譲語の使い方を間違えてしまうと、逆に失礼な言い方になってしまいます。

 

どんな言い方がそれに値するのか、例を挙げてみましょう。

 

日常生活やビジネスシーンで活用してください。

尊敬語と謙譲語が混じってしまう使い方がある

まずは尊敬語と謙譲語が混じってしまうために、逆に失礼な言い回しになった例です。

 

どんな例があるか見てみます。

 

うっかりやりがちの間違いなので気をつけましょう。

 

特に多いのはれる、られるの使い方です。

 

取引先の社長が、会社訪問に訪れた際に使う言葉で見てみます。

 

「○○社長が参られました」という言い方は逆に失礼です。

 

なぜならば、参られましたの参るは謙譲語で自分を低めて相手に敬意を払う言葉なので主語は自分でなければいけません。

 

しかし、この文を見ると○○社長が主語になっているのです。

 

逆に失礼な言い方になります。

 

正しくは「○○社長がお越しになりました」という言い方か、お見えになりましたと言い方です。

社内の人間のことを話すときは謙譲語を使うことはあるか?

 

たとえば、取引先の会社の人から電話があり、担当の原田さんと話したいと言われたのですが、あいにく原田さんは出張中だったので伝言を頼まれた場合です。

 

その時は、謙譲語を正しく使いたいものでしょう。

 

このシチュエーションで、よくやりがちの間違いは社内の人間のことを言うのに尊敬語を使ってしまうことです。

 

相手に敬意を払うための会話のつもりでも、逆に失礼な言い方になってしまいます。

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たとえば、「原田さんにお伝えしておきます」という言い方です。

 

まず社内の人間に「〜さん」は使いません。

 

そして、お伝えしておきますという言葉も、社内の人間に敬意を払うことになってしまうのでNGです。

 

この場合、敬意を払わなければならないのは相手の会社の人になります。

 

そのためには謙譲語を使うべきです。

 

正しくは「原田に申し伝えます」、という言い方になります。

お店のお客様に謙譲語を使うと逆に失礼になるパターンはあるか

今度はお店での接客で考えてみましょう。

 

お客様に敬意を払うつもりが、逆に失礼になっているパターンです。

 

靴屋さんでの想定です。

 

「お客様が色を黒にするか白にするか迷っています。」

 

その際に店員が、黒と白、どれにいたしますかという言い方はいたすという表現が謙譲語になるので、お客様に使っては逆に失礼です。

 

正しくは尊敬語のなさるを使います。

 

「黒と白のどちらになさいますか」という言い方が良いです。

 

謙譲語は相手に敬意を払うために使う敬語ですが、間違った使い方をすると逆に失礼です。

 

ここに挙げた例を参考にしてどんな言い方の間違いがあるか認識してください。

 

常に間違いがあるかどうか気を付けて使いましょう。

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