知る、思うの謙譲語と使い方

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知るや思うは日常生活やビジネスシーンでよく使う言葉です。

 

今回は謙譲語の表現での使い方をご紹介します。

 

ビジネスシーンのコミュニケーションで役に立つでしょう。

 

参考になさってください。

知る、思うの謙譲語とは

知るという言葉の謙譲語は存じる、存じ上げるの他に承知するという表現があります。

 

一方で思うという言葉の謙譲語も存じるという表現です。

 

謙譲語とは、自分を低めて相手を敬うときに使う敬語表現になります。

 

ビジネスシーンであれば、上司や先輩、または取引先の会社の人に対して使うことができるでしょう。

 

日常生活であれば、日頃お世話になっている町内会長や、子供の学校の先生などに対して使えます。

どんなシチュエーションでの使い方があるか

では知る、思うの共通の謙譲語である存じるの使えるシチュエーションを想定してみましょう。

 

ビジネスシーンと日常で考えてみます。

 

例えば、ビジネスシーンで上司との会話で、ある特定の人を知っているかどうかという話題になったときに使えます。

 

また、取引先の会社の人が初めて訪ねてきたときの歓迎ぶりを示すときにも使えるでしょう。

 

日常生活では、子供の初めての保護者懇談会で会った保護者と話す際に、担任の先生を以前から知っているかどうかを尋ねる時に使えます。

 

また手紙を書く時にも思うという意味で○○と存じます、というように使うことが可能です。

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共通の謙譲語の存じるの例文の使い方は?

今度は例文での使い方を考えてみましょう。

 

知る、思うの共通の謙譲語である存じるを取り上げてみます。

 

ただ、意味は知る、思うのそれぞれで違うのでご注意ください。

 

たとえば、ビジネスシーンです。

 

まずは知るという言葉の謙譲語の場合ですが、たとえば会社の上司に財務課の森田さんが、あなたが通っていた大学なので知っているかと聞かれたら、「存じあげております」という答え方ができます。

 

次に、思うという言葉の場合です。

 

支店から転勤してきた新しい上司が初めて来社した際の使い方の例で、「お会いできてうれしく存じます」と使います。

 

日常生活においての知るという言葉をどう使うかご紹介しましょう。

 

たとえば町内の会合で、来月から工事が始まることを知っていたどうか尋ねられた場合の使い方です。

 

知っていたら、「存じております」と答えます。知らなかったら、申し訳ございませんと謝り、「存じておりませんでした」と言いましょう。

 

思うという言葉の場合は、客として招かれたときに、「本日はお招きいただきありがたく存じます」という使い方ができます。

 

参考になさって、皆さまなりに応用してみましょう。

 

知る、思うの共通の謙譲語は存じるという表現です。

 

それぞれの意味に合わせて、いろいろな使い方ができます。

 

社会生活のあらゆる場面で使えるでしょう。

 

コミュニケーション能力を育むことにもなります。

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