2人、3人は謙譲語で何という?丁寧な使い方も見てみよう

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たとえば2人や3人といった人数を謙譲語では何と言うのでしょうか。

 

また、そういった人数を敬語で表す場合の丁寧な使い方についても気になるものです。

 

何気ない使い方に知性が出ることもありますので、この記事を参考になさってください。

2人、3人を謙譲語で何という?

謙譲語は自分の立場を低めて相手を立てるという敬語表現です。

 

いたす、申す、参るなどさまざまな言葉があり、使い方もいろいろです。

 

それに最近は2007年の文化庁の文化審議会で謙譲語は「謙譲語1」と「謙譲語2」に分かれた使い方をするようになって少々複雑化しています。

 

そんな謙譲語で2人、3人という人数を言う使い方はあるものかどうかというのは気になるところですが、実はそういった2人、3人という人数の使い方に謙譲語などの区別はありません。

 

謙譲語は人数ではなく、自分のした行為や相手のした行為について使う言葉なので人数について使う言葉ではないでのす。

2人、3人といった人数を表す言葉の丁寧な使い方は何?

2人、3人という言い方の丁寧な使い方は何なのか分からないと思ったことはないでしょうか。

 

実は2人、3人というよりも2名、3名の方が丁寧な言葉遣いなのです。

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ただ単に丁寧な言葉遣いということなので、そこに謙譲語などの敬語が入っているわけではありません。

 

この名という言葉も何気なく普段の生活で使うものでしょう。

 

上記のことを踏まえますと、逆に特に丁寧に言う必要のない身内の話をするときには名ではなく、人を使うとよいでしょう。

 

たとえば、「うちは2人兄弟です。」とか「うちは3人家族です。」というような使い方ができます。

 

確かに兄弟をいうのに〜人兄弟という言い方はあっても〜名兄弟という言葉の使い方はありません。

 

それから、反社会的なことを犯した犯人グループについても犯人〇人とはいいますが、〇名と名を使っていうことはないです。

 

また、定員定数がある場合の人数は何を使うかというと、人ではなく名を使います。

 

たとえば、大学などの合格者数、入学者数、卒業者数なとです。

 

それから不特定多数の人数の場合は何を使うかというと人になる場合が多いでしょう。

 

「50人乗りのバス」とか「2人乗りの自転車」のように特定された人ではなく人数のみを示している場合です。

 

2人、3人といった人数は謙譲語で表すと何になるかといいますと、特に謙譲語での表現はないといってよいでしょう。

 

ただ、2人、3人といった人数のより丁寧な言い方は名を使う言い方です。

 

名は丁寧な言い方の他に特定された人数に使う場合もあり、逆に人は不特定多数に使う場合があります。

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