荷物の受け取りを営業所留めにするメリット・デメリット

通販サイトなどで商品を購入する際、営業所留めにすることを考えた人も多いのではないでしょうか。

自宅でなかなか受け取りがスムーズにできないという人や、荷物の中身を両親に見られたくないからなど、理由は様々だと思います。

とは言え、実際に営業所留めにして荷物を引き取ることには、自宅まで配送してもらうことと比べ、メリットとデメリットが存在しています。

営業所留めは便利な配達方法ではありますが、自分の生活スタイルと合わせてどちらが適しているのか、見極める力が必要なのです。

営業所留めで荷物を引き取るメリットは、大きく分けて2種類あります。

1つ目は、自分の好きな時間に荷物を受け取れるメリットです。

仕事が忙しい人や1人暮らしの人は、配達に来る時間帯に家にいないことが考えられます。

そのため、営業所留めを活用すると、自分が空いている時間の中でも最短のタイミングで荷物をゲットすることできるのです。

そして、2つ目は荷物の存在が家族にバレないというメリットです。

あらかじめ営業所留めとして頼んだ荷物であれば、不備や保管期限切れによる電話連絡が来ない限り、親にバレる心配はありません。

3つ目は、着払いや代引きにも対応してもらえるという点です。

配送業者によって対応の有無はあると思いますが、どの業者においても支払い方法などによる制約はありません。

反対に、営業所留めで荷物を引き取るにはデメリットも存在しています。

1つ目は、近くに営業所がない場合、わざわざ時間と手間をかけて取りに行かなければいけないというデメリットです。

営業所留めは、一度営業所に届くと営業所から出ることはありません。

そのため、自ら取りに行かない限り、手元に届くことはないのです。

そして、2つ目はメールや追跡番号がない場合、営業所への到着時期がわからないというデメリットです。

最近は多くの配送業者が追跡機能を活用していますが、中には追跡番号を使用せずに荷物を発送する人もいます。

その際には営業所に荷物が届くタイミングがわからず、何度も営業所に確認の電話をする必要があるのです。

3つ目は、引き取る際に身分確認や印鑑などの手続きが必要になるという点です。

これらは全て営業所留めにすることで生じる問題になるため、自分の生活スタイルを鑑みて、自分に合った利用法なのかをチェックしておきましょう。