法人口座開設は本店営業部と支店、どちらの方が早い?

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会社設立の手続きが一通り終わったところで、法人用の口座開設手続きを進める必要があります。

 

法人口座開設は、起業後の最初の関門といわれています。

 

ところで法人口座を開設するのに本店営業部と支店、どちらの方が手続きがスピーディなのか気になるところでしょう。

本店営業部と支店でどちらがいいかはケースバイケース

本店営業部と支店、どちらで法人用の口座開設をすべきか、これは一概には言えません。

 

まず審査スピードについては両者に大きな違いはないと思っていいです。

 

そもそも本店営業部でも支店でも、審査に関する手続きは同じです。

 

法人用の口座を開設する場合、金融機関によって若干の違いがありますがだいたい2週間前後かかると考えておきましょう。

 

本店営業部と支店、どちらで口座開設するかですが、これは本社からの距離をベースに考えましょう。

 

会社の本店所在地から一番近いところにある店舗で手続きをするのがおすすめです。

 

もし金融機関の本店営業部が近ければ、こちらで口座開設をしても問題ありません。

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しかしもしほかの支店の方が最寄りである場合、こちらで開設手続きすることをおすすめします。

 

もし無理に最寄りではない本店営業部で口座開設しようとすると、支店の変更を指示されるでしょう。

 

金融機関によっては口座開設そのものを拒否されることもあります。

 

ですから最寄りの視点で手続きをするように心がけましょう。

 

ただし本店の所在地と希望する支店が遠いのにきちんとした理由があれば、その旨を伝えておきましょう。

 

そうすれば審査を通過する可能性も出てきます。

 

ただし客観的に見て説得力を持たない場合、審査で落とされると思ったほうがいいです。

 

無理に本店所在地で開設しなくても、受けられるサービスにはほとんど差はないです。

バーチャルオフィスで口座開設はしない

SOHOなど個人事業のような小規模の企業の場合、本店所在地としてバーチャルオフィスを利用したいと思っている人もいるでしょう。

 

しかしもし本店所在地として登記されている場所がバーチャルオフィスの場合、法人用口座を開設したくてもできない可能性が出てきます。

 

バーチャルオフィスの場合、事業実態が確認できないので開設を拒否されてしまうかもしれません。

 

ただしバーチャルオフィスでも口座開設を認めている金融機関も少数派ながらあります。

 

もし心配であれば、税理士など専門家から情報収集してどの金融機関で口座を開設するか入念にリサーチしておきましょう。

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