支店訪問の所要時間の目安と用意しておくべき質問とは

銀行など金融系に就職したい場合、支店訪問をして雰囲気や業務内容、求められている人材を確認しておくことは大切です。

とは言え、支店訪問はどのようにすればいいのか、たくさんの疑問が浮かぶのも事実です。

たとえば、支店訪問にかかる所要時間はどれくらいでしょうか。

また、訪問の際にはどのようなことを質問したらいいのでしょうか。

支店訪問の前にこうした点を確かめて、よく準備しておく必要があります。

まず、支店訪問にかかるだいたいの所要時間の目安ですが、一般的な結論からいうと、平均的な所要時間は20～30分、長くても1時間程度のことが多いです。

もちろん、相手をしてくださる方がお忙しいともっと短く切り上げられるかもしれませんし、余裕があるときなら時間にこだわらずじっくりとお話しを聞かせてくださるかもしれません。

しかし、常識的に考えて、銀行が営業しているお仕事の時間にお邪魔している訳ですから、ゆっくり相手してくださったからといって、何時間も居座るのはふさわしいとは言えません。

所要時間の目安が分からない場合には、だいたい30分から長くても1時間以内には失礼するようにしましょう。

支店訪問で1時間なんて、一体何をするんだろうと思うかもしれませんが、もし訪問の目的や聞きたいことがはっきりしているなら、意外とあっという間に時間は過ぎていきます。

1時間もかけて内容の薄い会話しかできないようなら、低評価を下されても仕方ありません。

空けてもらった時間を有効に使うことに神経を集中しましょう。

では、支店訪問を充実した濃い内容の時間とするために、何を準備すればいいのでしょうか。

また、どのようなことを質問すればいいのでしょうか。

訪問の前には、質問したいことをメモにまとめておくようにしましょう。

せっかく時間を取っていただいているのに、質問にすら迷うようでは、失礼と受け取られかねません。

準備しておく質問事項としては、志望動機を強められるような質問、銀行の雰囲気についての質問、実際に働いている行員の方が仕事に対してどのような考え方を持っているかが分かる質問などが挙げられます。

もし自分がその銀行で実際に働くとしたら…と想像して、できるだけ本音で話してもらえるような質問を考えてみてください。

銀行の雰囲気が合わないならそこで長く働くことは難しいでしょうし、行員の仕事に対する考え方が合わない場合も仕事がしづらくなります。

適当に決めて後悔しないためにも、訪問前にしっかりと準備しておくようにしましょう。