銀行名や支店名がわからないと銀行振込ができない?
銀行振込をする場合、ほとんどの方がATMかネットバンキングから送金するでしょう。
そこで相手から振込先の番号だけをいただいたとき、振込先の銀行名や支店名がわからないケースがよくあります。
さて、この場合にATMやネットバンキングから銀行振込が可能でしょうか?
銀行名・支店名がわからないと銀行振込ができない
結論から言いますと、ATMやネットバンキングの振り込みでは、必ず振込先の銀行名と支店番号を入力する必要があります。
たとえ同じ銀行内の振込みでも、支店名がわからないと振り込めません。
これは郵便物を送るときのことを考えるとわかりやすいでしょう。
東京都とだけ書いて、区の名前を抜かして番地(数字)だけを書いたとしたら、その郵便物は宛先不明で戻ってくるでしょう。
住所には町名などがあるので、郵便局の人が調べてくれて届く可能性がありますが、ただ番地の数字だけなら、どの区の番地なのかを割り出すのは難しくなります。
同じような理由で、銀行振込の際にも県名に当たる銀行名と、市や区にあたる支店名が必要となるわけです。
もちろん、相手に再度問い合わせて銀行名と支店番号を知らせてもらえば何も問題はありません。
ただし、そのような問い合わせが気まずいことがありますし、急いでいて問い合わせている時間的余裕がない場合もあるかもしれません。
そんなときに有効な解決方法がひとつあります。
スポンサーリンク銀行名・支店名がわからないときは口座番号を含む記号番号で確認できる
銀行振込のためにいただく番号は、基本的に口座番号と銀行コード・支店コードがセットになっていることが多いので、そのコードを利用して銀行名や支店名を検索することが可能です。
この銀行コードとは、すべての金融機関に割り振られている4桁の番号で、『統一金融機関コード・全銀協コード』と呼ばれるコードです。
つまり、記号番号の初めの4桁の数字から、ネット検索で『銀行コード一覧』を開き、簡単に調べることが可能です。
また支店コードですが、こちらも記号番号の次の数字(ハイフンなどで区切られている)で検索可能です。
銀行名が分かりましたら、その公式サイトを開き、支店名一覧や支店名検索のページに入ります。
そこで支店コードを入力すれば支店名が分ります。
なお、記号番号については銀行のキャッシュカードの裏面や銀行口座のマイページ、通帳に記載されています。
振込相手に問い合わせても、出先で自分の口座の支店名がわからないなんてことも珍しくありません。
その際は、キャッシュカードで支店コードなどを確認してもらうとOKでしょう。
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