上棟式の宴会を行う場所

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上棟式では、建物が無事に完成するようにとの祈願行うセレモニーの後に宴会が開かれることが一般的となっています。

 

工事関係者と共に、近所の人や親戚なども呼んで一緒に食事をします。

 

幹事は上棟式の責任者である施主になりますが、どんなことを意識しておかなければならないでしょうか。

上棟式の宴会の意義

宴会をする意義は、工事関係者へ感謝とねぎらいです。

 

そのため、宴会のタイミングで施主は準備していた御祝儀や引き出物を工事関係者へ渡すことができます。

 

食事は通常はお弁当やケータリングなどを準備しておき、みんなで一緒に食べます。

 

昔は宴会と言えばそれは特別な行事であり、ご馳走を頂ける稀な機会だったため、地域住民を誘って盛大に行われました。

 

しかし、近年ではそこまで大きいものではなくなっています。

 

そのため、一緒に食事をする代わりにお弁当を持って帰ってもらったり、車で来ている工事関係者はお酒も飲めないので引き出物にビールなどを含めておき、感謝とねぎらいを示す場合も多くあります。

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上棟式の宴会をする場所はどこが良いのか

基本的には上棟した建物の敷地内で行います。

 

もちろん建設中の建物なので、テントやテーブルなどを準備して外で行う形になります。

 

不動産屋さんや工事関係者もそのやり方に慣れているので、どのようにできるのかを事前に相談しておくとスムーズにいくでしょう。

 

不動産会社ではテントを用意している所もありますし、工事関係者もベニヤで簡易テーブルや座る場所などを設置して協力してくれる場合もあります。

 

もし室内など別の場所で行いたい場合は、それも可能です。

 

しかし、工事関係者は仕事の後に移動して出席してもらうことになるので、事前にきちんと話し合っておくことが大切です。

 

例えば、上棟式の宴会は夜に別の場所で行うので改めて来ていただくことは可能か、難しいようであれば棟梁や現場責任者など代表者数人だけでも出席できないかなどを相談しておくと良いでしょう。

上棟式の宴会は必ずしなければならないのか

現在、宴会は昔ほどの意義を持たなくなっています。

 

そのため、共に飲み食いする代わりにお弁当と引き出物で済ませてしまう施主も多くおられます。

 

大切なのは、感謝の気持ちと地元の慣習です。

 

ぜひ工事関係者との関係や地元の慣習、施主の家族や親戚の考え方をよく考慮に入れて、宴会を行うかどうか、行うならどの場所がふさわしいかを話し合っておくことは重要です。

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