娘夫婦の上棟式でお祝いを渡す場合
家族同士の付き合いも希薄になってきた今日この頃ですが、やはり家族間の絆は大切にしたいと考える人は多くおられます。
そのため、いろいろと節目となる時期や行事には、家族同士であってもあいさつやお祝いをすることは大切です。
娘夫婦など、子どもが家を新築する場合に何かしたいと思うのは親心ではないでしょうか。
しかし、どのくらいしてあげるのが相場なのかがわからずに悩んでしまうこともあるでしょう。
特に上棟式を娘夫婦が行う場合、どうすれば良いのでしょうか。
上棟式とは何か
上棟式は木造建築の屋根にある棟木を取りつける際に行われるセレモニーのことです。
施主は全ての工事が最後まで上手くいくことの祈願、そして大工さんたちに感謝とねぎらいの気持ちを表すために行います。
そして一般的には式とセットで宴会が行われ、参加した人たちへのお祝いや食事が準備されます。
近年では式そのものが縮小傾向にあり、中には行わないことにする施主もおられます。
そのため、絶対にお祝いを渡さなければならないというルールはありませんが、もし上棟式をする場合には多くの費用がかかるため、その負担の軽減という意味を込めて、親は娘夫婦などにもお祝いを渡すことを考えるかもしれません。
スポンサーリンク娘夫婦の上棟式のお祝いの相場
結論から言いますと、相場はいくらという絶対的な指針はありません。
上棟式は地域やその風習、また家族によってやり方やお祝いの相場が大きく異なります。
そのため、ネットなどでも相場の目安が出ていますが、最終的には家族や工事関係者と話し合って決めると良いでしょう。
大切なのは気持ちです。
娘夫婦などが家を新築する場合には、いろいろなタイミングでお祝いを渡すことができるでしょう。
最初に頭金の助けとしていくらか渡す人もいれば、新築祝いとして最後に渡す人もいます。
また、節目に応じて何度も渡す人もいます。
特にルールはありません。
上棟式のお祝いの方法
新築祝いを渡そうと思っているので上棟式で祝いのお金を渡すことにしない場合でも、お金ではなく品物を送ることもできます。
上棟式ではセレモニーの中で日本酒が使われるので、日本酒を寄贈することができるかもしれません。
しかしこれもまた、どのような上棟式なのか、招かれるゲストの人数や内容などによって施主である娘夫婦が必要としているものが変わってきます。
やはりお祝いを渡したいと考えるのであれば、よくコミュニケーションを取ることが大切です。
スポンサーリンク